中國の映畫ファンはハリウッド映畫から遠(yuǎn)ざかっている―英メディア

Record China    2022年3月8日(火) 6時20分

拡大

英紙ガーディアンはこのほど、「中國の映畫ファンはハリウッド映畫から遠(yuǎn)ざかっている」とする記事を掲載した。

中國紙?環(huán)球時報によると、英紙ガーディアンはこのほど、「中國の映畫ファンはハリウッド映畫から遠(yuǎn)ざかっている」とする記事を掲載した。

記事によると、ハリウッド俳優(yōu)のマット?ウィリアム?ノウルズが2009年の夏にボランティアとして初めて中國を訪れた時、ハリウッド映畫は至る所にあった。ハリウッド映畫は、中國の改革開放後に西側(cè)から最も初期に輸入されたものの一つだった。

中國ではこの20年間、外國映畫の上映期間の割り當(dāng)て制限などの措置により、國産映畫が急成長した。興行収入に占める中國以外の映畫(ハリウッド映畫を含む)の割合は、特に2017年以降、減少傾向にある。年間興行収入トップ10に入った作品を見ると、10年前は外國映畫が6作品だったのに対し、昨年はわずか2作品だった。

「Red Carpet: Hollywood, China, and the Global Battle for Cultural Supremacy」の著者、エリック?シュワーツェル氏によると、中國の映畫ファンはハリウッド映畫から徐々に遠(yuǎn)ざかっている。中國國內(nèi)の映畫製作の進(jìn)歩は偶然ではない。2008年公開のハリウッド映畫「カンフー?パンダ」の成功を受け、中國の政治エリートや映畫プロデューサーは「なぜハリウッドは典型的な中國をテーマにした映畫でこれほどの成功を収めることができたのか」と自問した。

転機(jī)となったのは、2019年公開の中國映畫「流転の地球(原題:流浪地球)」だ。予算5000萬ドル(約57億円)の映畫は、世界中で7億ドル(約805億円)近い興行収入を上げた。シュワーツェル氏によると、國內(nèi)の映畫産業(yè)を商業(yè)化して発展させるという中國政府の野心が機(jī)能していることを示しており、中國の観客はますます國內(nèi)の文化製品に目を向けている。

さまざまな要素が重なり合ってハリウッドのスタジオを懸念させ、米中関係が悪化するにつれて、世界最大の市場で米國映畫の將來を取り巻く不確実性が高まっている。そうした中、中國の愛國映畫「長津湖(原題)」は世界で9億1000萬ドル(約1046億円)以上を売り上げた。

ノウルズは「ディズニーが中國と協(xié)力したいのであれば、中國國內(nèi)の観客を優(yōu)先しなければならないだろう。気に入らないかもしれないが、それが現(xiàn)実なのだ」と語った。(翻訳?編集/柳川)

この記事のコメントを見る

ピックアップ



   

we`re

RecordChina

お問い合わせ

Record China?記事へのご意見?お問い合わせはこちら

お問い合わせ

業(yè)務(wù)提攜

Record Chinaへの業(yè)務(wù)提攜に関するお問い合わせはこちら

業(yè)務(wù)提攜