2020年4月30日、韓國(guó)?中央日?qǐng)?bào)は、新型コロナウイルス感染拡大の影響でこれまで閑散としていた同國(guó)の金浦國(guó)際空港國(guó)內(nèi)線(xiàn)ターミナルが、大型連休を迎え、久しぶりに多くの利用客で混雑したと報(bào)じた。

大型連休初日の同日、空港の出発ゲート前は週末の遊園地の入り口を連想させるかのように、利用客の長(zhǎng)い列ができたという。チェックインカウンター前で順?lè)沥瘟肖藖Kんでいた女性（63）は、「マスクを著けている人が多いという點(diǎn)以外は、完全に以前の狀態(tài)に戻ったように思う」と話(huà)した。

記事によると、この日、同空港の國(guó)內(nèi)線(xiàn)出発ロビーで取材に応じた旅行客の大半は「もう、新型コロナをそれほど心配していない」と話(huà)したという。

久しぶりに同國(guó)の済州（チェジュ）島を訪(fǎng)れるという大學(xué)生（22）は、「両親は少し心配していたけれど、楽しい旅行をあきらめるほど新型コロナウイルスを心配する時(shí)期はもう過(guò)ぎたと思う」、會(huì)社員の男性（44）は、「もう國(guó)內(nèi)旅行は楽しんでもよい気がする」とそれぞれ話(huà)した。

一方、記事は「あちこちで防疫が懸念される場(chǎng)面があった」と指摘。大聲で會(huì)話(huà)をする団體客や、初めからマスクを著用せず空港內(nèi)を歩き回る客も見(jiàn)られたという。

専門(mén)家は「まだ気を緩める時(shí)ではない」と口をそろえ、「確固としたワクチンが開(kāi)発されるまでは『新型コロナ終息』という言葉を使うことはできない。感染の第2波が最も危険で、そのような狀況が生じないように、各自が感染予防のための基本原則を守ることが重要だ」と話(huà)しているという。

これに、韓國(guó)のネットユーザーからは、「最前線(xiàn)で苦労している醫(yī)療スタッフのことも考えて、もう少し我慢しようよ」「まだ旅行は自粛すべきだ」「たった1人の行動(dòng)で國(guó)が危機(jī)的狀況に変わることがなぜ分からないの？」「他人にも被害が及ぶということを考えないのか？」などといった聲が上がっている。

また、「遊びに行きたい気持ちは理解できるけれど、マスクを著用したり、『社會(huì)的距離』を置いたりすることは心掛けよう」と引き続きの予防を呼び掛けるコメントも。

その他、「済州島に観光客が密集する」「島民は不安がっているよ」と同國(guó)內(nèi)の一大リゾート地である済州島に、多くの旅行者が訪(fǎng)れることを懸念する聲も上がっている。（翻訳?編集/関）