2020年4月30日、韓國(guó)?世界日?qǐng)?bào)は、韓國(guó)軍內(nèi)で最近、階級(jí)が低い兵士が上官に従わないことから起きる「下剋上」の刑事事件化が増えていると伝えた。

國(guó)防部によると、韓國(guó)軍の懲戒件數(shù)は毎年減っており、2015年は6萬(wàn)2359件だったのが、19年は4萬(wàn)2038件まで減少した。軍內(nèi)での事件?事故の発生件數(shù)は5年前に比べ5割ほどまで減っていると、國(guó)防部長(zhǎng)官も國(guó)會(huì)國(guó)防委員會(huì)で発言している。しかし、「下剋上」事件が刑事事件に発展するケースは、15年の63件から19年には217件と3倍以上に増えているという。記事は「上官が部下の顔色をうかがうようになり、部隊(duì)の指揮が困難になっている」と指摘している。

また記事は、このような「紀(jì)綱の緩み」問(wèn)題は最近に始まったことではないとも伝え、3～4月に「民間人2人が海軍基地に無(wú)斷侵入」「兵士が女性軍中隊(duì)長(zhǎng)を野戦用シャベルで暴行」「戦闘機(jī)パイロットらが非常待機(jī)室で飲酒」「男性副士官による男性將校セクハラ疑惑」「陸軍指揮統(tǒng)制室の盜聴」「國(guó)防科學(xué)研究所の機(jī)密資料流出報(bào)道」などがあったことを紹介している。

さらに、今後はこの緩みを巡る暴露が加熱していくとみられることが問(wèn)題だとも指摘している。軍関係者らは「今の軍內(nèi)は『1人では死ねない』という雰囲気」「暴露戦が深刻な狀況。指揮體系が崩壊しつつあり、軍がもはや戦闘準(zhǔn)備の不可能な集団になっていっているという兆候だ」と話しているという。

記事は、こうした狀況は「軍の地位や権威の墜落に起因するもの」だと分析?！改媳遍v係改善中心の政策と、締め付けが緩くなった兵営生活に慣れた兵士たちの個(gè)人主義化と、無(wú)関係ではない」と指摘している。國(guó)防部は、刑事処罰増加の背景について「かつては穏便に懲戒処理していた事案を法と規(guī)制によって厳正に処罰する基調(diào)に変化したことが主な理由」だとコメントしているという。

この記事に、韓國(guó)のネットユーザーからは「軍隊(duì)は軍隊(duì)らしくあるべきだ。分?jǐn)鄧?guó)家において、紀(jì)綱の緩みだなんて」「今の大韓民國(guó)には軍隊(duì)がない」「暴露はいいことだよ。今後も続くといい。それを改善すればいいだけのこと」「文在寅（ムン?ジェイン）大統(tǒng)領(lǐng)のせいでしょ。北朝鮮は主敵ではなく、何でも與えてやるべき相手だと考えてるんだから」「大統(tǒng)領(lǐng)が北を敵だと思ってないのに、軍隊(duì)なんて何の意味がある？予見(jiàn)できたことだ」「正直に話そうよ。紀(jì)綱の緩みによる被害のほうが多いのか、それとも上官への服従による死亡、暴行、暴言のほうが多いのか」などの聲が寄せられている。（翻訳?編集/麻江）