米國は中國寄りに、重要性は「日本を超えている」―シンガポール紙

Record China    2013年12月10日(火) 16時46分

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6日、シンガポール紙は防空識別圏問題を受けたバイデン米副大統(tǒng)領(lǐng)の日中訪問について、その発言內(nèi)容などから米國の中國に対する重要性は日本を超えていると指摘した。寫真はバイデン米副大統(tǒng)領(lǐng)訪中を伝える中國のニュース番組。

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2013年12月6日、シンガポール紙ザ?ストレーツ?タイムズは中國が設定した防空識別圏をめぐるバイデン米副大統(tǒng)領(lǐng)の日中訪問について、その発言內(nèi)容などから米國の中國に対する重要性は日本を超えていると指摘した。9日付で參考消息(電子版)が伝えた。

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バイデン副大統(tǒng)領(lǐng)が北京を訪問するまでは、中國メディアは「防空識別圏問題に関し、米國は日本サイド一辺倒だ」と批判を繰り返していた。しかし、バイデン副大統(tǒng)領(lǐng)の訪問後にはこの論評を一変させた。

アナリストはその原因について、バイデン副大統(tǒng)領(lǐng)が中國は防空識別圏問題で最悪の結(jié)果を回避したと表明したためだと分析している。中國外交學院國際関係研究所の周永生(ジョウ?ヨンション)教授は「バイデン副大統(tǒng)領(lǐng)が習近平(シー?ジンピン)中國國家主席と會談した際に、防空識別圏問題で公の場で中國に圧力をかけなかった。このことは、米國から見て、中國の重要性がすでに日本を超えていることを示している」と指摘した。

また、バイデン副大統(tǒng)領(lǐng)が中國より先に訪問した日本では、日本の主張する中國の防空識別圏撤回の要求に同意しなかった。一方、中國に対しては、防空識別圏の設定を事実上黙認した上で、中國が防空識別圏の関連ルールを執(zhí)行しないことや、緊張した局面を緩和させる行動を取ること、その他の地域に新たな防空識別圏を設定しないことなどを促した。

シンガポールの學者?李明江(リー?ミンジアン)氏は、「バイデン副大統(tǒng)領(lǐng)の言動は中國が損して得を取る戦略の採用に成功したことを表している。防空識別圏の設定という新事実は東シナ海の現(xiàn)狀を変えたが、これに対して日本は打てる策がほとんどない」と述べた。

また、別のアナリストは「日本が今、最も困っていることは、米國の支持が不足していることだ」と指摘している。(翻訳?編集/HA)

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