2020年5月2日、中國メディアの新華社によると、香港では労働節(jié)連休初日の1日、中國本土からの旅客は119人にとどまったという。

中國では5月1日から5日まで労働節(jié)の連休だが、記事は「今年の香港は旅行客の姿をほとんど見かけない」とし、「モンコックやコーズウェイベイなどの主要な商業(yè)地區(qū)でも人の流れは昨年同時期と比べ明らかに減少している」と伝えた。

香港の入境事務(wù)所の最新データによると、労働節(jié)連休初日の1日は、計1528人が香港へ入境したが、このうち香港住民が9割以上を占め、中國本土からの旅客は119人に過ぎなかった。昨年の5月1日は106萬人以上が香港へ入境しており、このうち中國本土客は約50萬人だったという。

姚思栄?香港立法會（議會）議員（観光業(yè)界選出）は、「03年に中國本土からの香港個人旅行を拡大して以降、初めて団體客がゼロの労働節(jié)連休になった」とし、新型コロナウイルスの影響や隔離措置などの影響で多くの旅行客が香港を訪れることができなかったとの見方を示している。

記事は「昨年後半以降、香港では民主派によるデモの影響で旅行業(yè)界は悲慘な狀況が続いていたが、今年に入ってからは新型コロナの影響で多くの國や地域が入國を制限したため航空便が減少し、社會的距離を確保する感染拡大防止政策もあって香港の旅行業(yè)界にとっては泣きっ面に蜂となった」と分析した。

記事は「今年1月末から香港ディズニーランドや海洋公園が営業(yè)を一時停止したのに続き、多くの観光地も閉鎖されたため、有名なレストランや商店、ホテルなどでも営業(yè)停止や倒産が続いた」と伝えている。（翻訳?編集/山中）