韓國(guó)でインフルエンザワクチンの予防接種を受けた後に死亡する人が相次いでいる。

韓國(guó)?聯(lián)合ニュースの21日付の報(bào)道によると、10月16～21日に予防接種を受けた人のうち9人が死亡した。韓國(guó)政府はこのうち8人について疫學(xué)調(diào)査や検視を行っているが、ワクチン接種との因果関係は今のところ明らかになっていない。

事態(tài)を受けて、市民の間では不安の聲や予防接種の中止を求める聲が高まっているが、韓國(guó)疾病管理庁の鄭銀敬（チョン?ウンギョン）庁長(zhǎng)は、「死亡とワクチン接種の直接的な因果関係はまだはっきりしておらず、特定のワクチンが比較的重い反応を引き起こす割合は高くないと考えられるため、予防接種を中止するのは時(shí)期尚早」としている。韓國(guó)ではすでに1297萬(wàn)人がインフルエンザワクチンを接種している。

報(bào)道によると、死亡した9人のうち7人の情報(bào)が公開(kāi)されている。16日に死亡した17歳の男子高校生を除くと、50代が1人、60代が1人、70代が2人、80代が2人と比較的高齢の人が多く、このうち5人には基礎(chǔ)疾患があったという。

韓國(guó)では過(guò)去にもインフルエンザワクチンを接種後に死亡するケースがあり、2005年には6人、2008年には3人、2009年には8人が死亡しているが、ワクチンとの因果関係が確認(rèn)されたのは1人だけだった。また、1週間に9人死亡という例は前例がない。

ただ、専門(mén)家の間ではインフルエンザワクチンが原因で死亡した可能性は極めて低いとの見(jiàn)方が有力で、事故調(diào)査グループの金重坤（キム?ジュンゴン）グループ長(zhǎng)は「ワクチン自體の問(wèn)題ではない」との認(rèn)識(shí)を示した。嘉泉大學(xué)感染內(nèi)科の教授も「検視結(jié)果に注目している」としながらも、「新型コロナウイルスが流行していることもあり、インフルエンザワクチンの接種は継続すべき。接種を止めたり遅らせたりする理由はない」と話(huà)しているという。（翻訳?編集/北田）