中國(guó)メディアの人民政協(xié)網(wǎng)は6日、日本の新型コロナウイルス対策について、中國(guó)社會(huì)科學(xué)院日本研究所の高洪（ガオ?ホン）氏が「日本は中國(guó)と全く異なる構(gòu)想を採(cǎi)用した」と語(yǔ)ったことを伝えた。

記事によると、記者は高氏に対するインタビューの中で、新型コロナ対策をめぐる日中の協(xié)力に言及。高氏は、中國(guó)の新型コロナとの闘いにおいて日本を含む多くの國(guó)から支援の手が差し伸べられたとした上で、日本で感染が広がった後は中國(guó)の行政や企業(yè)がマスクや防護(hù)服、検査キットを提供したことなどを説明した。

そして、「現(xiàn)狀から見ると、日本が打ち出した基本方針は武漢の防疫作業(yè)の教訓(xùn)を一部汲み取っているが、中國(guó)とは全く異なる予防?抑制構(gòu)想を採(cǎi)用した」と述べ、日本の措置として「癥狀に基づく前もっての診察手配、個(gè)人による防備、重癥優(yōu)先」の3つを挙げた。高氏は「日本の現(xiàn)在の政治體制と醫(yī)療制度によってこのような決定がなされた」とし、日本の公立病院の數(shù)は少ないとの認(rèn)識(shí)を表明。また、「癥狀に基づく効果的な診察手配は交差感染を回避する重要措置」と評(píng)する一方、日本の制度で大規(guī)模な伝染病に対応できるか依然として多くの不確実性が存在すると指摘した。

この問題について、高氏は「一般の醫(yī)療機(jī)関は患者に関連の検査を行えない。私立病院は新型コロナで病院全體の正常な業(yè)務(wù)に支障が出ることを望まない。軽癥者の感染確認(rèn)が遅れれば適時(shí)の醫(yī)療支援が受けにくくなり、重癥化の確率が大幅に上がる」と説明し、「それぞれの國(guó)の良い対策にはどれも參考にできるところがある。だが、その國(guó)の現(xiàn)狀に基づいて実施せねばならない」と論じた。（翻訳?編集/野谷）