フランスの病院が昨年末に採(cǎi)取していた入院患者の検體から、新型コロナウイルスが新たに検出されたと米CNNなどが報(bào)じた、世界保健機(jī)関（WHO）は各國(guó)に初期事例の調(diào)査報(bào)告を要請(qǐng)。報(bào)道に接した日本のネットユーザーからも「そう言えば昨年末、変な風(fēng)邪をひいた」などの聲が相次いだ。

CNNや英BBCによると、新型コロナウイルスを見(jiàn)つけたのは、パリ北郊のセーヌサンドニ県にある病院の集中治療専門(mén)醫(yī)らのチーム。専門(mén)誌に3日、昨年12日2日～今年1月16日までの間にインフルエンザのような癥狀で入院し、最終的にインフルとは診斷されなかった患者らについて、凍結(jié)保存されていた検體を調(diào)べた結(jié)果、1人の検體から新型コロナの陽(yáng)性反応が出たことを明らかにした。

この患者は昨年12月27日に受診したアルジェリア生まれの男性（42）。男性は長(zhǎng)年フランスに住み、魚(yú)売りの仕事をしてきた。外國(guó)旅行は昨年8月にアルジェリアを訪れたのが最後で、中國(guó)に行ったこともなかった。新型ウイルスの主な癥狀である空せきや発熱、息切れといった癥狀を訴えていたが、その後回復(fù)して退院した。男性の子どものうち1人も體調(diào)を崩していたという。

中國(guó)當(dāng)局が新型コロナについて最初にWHOに報(bào)告したのは昨年12月31日。フランスの公式発表としては1月24日、中國(guó)?武漢市への渡航歴がある2人の感染が報(bào)告されたのが初めてだった。イタリアでも1月31日にローマで中國(guó)人観光客2人の感染が確認(rèn)されたのが初の癥例とされる。チームは男性に中國(guó)とのつながりや最近の渡航歴がないことから、12月末の時(shí)點(diǎn)で仏國(guó)內(nèi)に感染が広がっていたことがうかがえると指摘している。

ロイター通信によると、WHOのリンドマイアー報(bào)道官は今回の事例について「全貌が変わる內(nèi)容だ。感染がどのように広がったかを探る上で理解が深まる」と指摘?！笚鼠wを改めて検査すれば、より早い時(shí)期の事例が他にも見(jiàn)つかる可能性がある」などと述べ、初期の段階で感染者がいたかどうかを調(diào)査するように各國(guó)に要請(qǐng)した。

CNNなどの報(bào)道を受け、日本のネットユーザーも敏感に反応。「昨年末、風(fēng)邪をひいた。インフル検査で陰性だったが、なかなか治らなかった。思い返せばコロナの癥狀に當(dāng)てはまる」「昨年10月に中國(guó)へ行った妹も11月に帰國(guó)した後、重度の肺炎になり、病院を掛け持ちしたけど原因が分からず、完治に1カ月もかかった」「昨年末、かなりの中國(guó)人観光客がいる函館へ行って変な風(fēng)邪をひいた。普段の風(fēng)邪とは違いなかなか治らず、年末年始9日間ずっと寢ていた」などのコメントが続々と寄せられた。（編集/日向）