新型コロナウイルスの影響で、中國(guó)では5月初めの大型連休期間も映畫館の閉鎖が続行。この期間の損失額も深刻なものとなっている。

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中國(guó)では今年、新型コロナウイルスが1年で最も映畫業(yè)界が潤(rùn)う春節(jié)（舊正月）シーズンを直撃。全國(guó)の映畫館が一斉に閉鎖されたが、3月に入ってから各地で再開がスタートしたものの、中國(guó)當(dāng)局の指導(dǎo)によって3月下旬から再び全面閉鎖に入っている。

毎年5月は1日の「五一（メーデー）」から連休が始まり、年3回ある大型連休の1つとなっている。昨年5月は4日間の連休期間に、映畫の興行収入は15億元（約225億円）を突破。2018年は連休が3日間と1日少なかったものの、興行収入は10億元（約150億円）を超える好況を示していた。今年の連休は5日間と長(zhǎng)く、このため20億元（約300億円）にも屆くかと予想されていたものの、殘念ながら映畫館が閉鎖狀態(tài)にあるため、數(shù)字はほぼゼロとなった。

年間興行収入がアメリカに次いで世界第2位の中國(guó)だが、國(guó)家電影局（China Film Administration）は先月29日、今年の映畫業(yè)界の損失額は300億元（約4520億円）を超える見込みであることを明らかにしている。なお、映畫館の再開については現(xiàn)在も未定となっている。

中國(guó)のオンラインメディアが公開したアンケート調(diào)査によると、「映畫館が再開してもすぐには足を運(yùn)ばない」と答えた人は、回答者の約80％に及んだ。「もしも好きなタイプの映畫、どうしても見たい作品なら映畫館へ行く」に「はい」と答えた人は全體の12％と、ごくわずかな數(shù)字となった。（Mathilda）