2020年6月11日、韓國(guó)?MBCによると、新型コロナウイルスの感染が再拡大している同國(guó)で、今月に入って新規(guī)感染者はこれまでに426人となり、このうち97％の412人が首都圏で確認(rèn)された。

記事によると、同日発表された新規(guī)感染者は45人で、海外渡航歴がない人に限ると全員がソウルや近郊の仁川（インチョン）、京畿（キョンギ）といった首都圏の在住者だった。

治療中の患者數(shù)も1000人を超え、首都圏の病院では、空き病床數(shù)が急減しているという。感染拡大が速く、防疫當(dāng)局も対応に限界を感じているといい、中央防疫対策本部のクォン?ジュンウク副本部長(zhǎng)は、「発生した感染を、われわれが追い掛けて把握しているような狀況」と話している。

防疫當(dāng)局は、先月29日から今月14日まで、首都圏において公共施設(shè)の閉鎖や、遊興施設(shè)の利用自粛を呼び掛けるなど防疫強(qiáng)化措置を取ってきたが、感染拡大が収まらないため、こうした措置を継続することも検討しているという。

このニュースに、韓國(guó)のネットユーザーからは、「もう一度防疫措置を強(qiáng)化しよう」「（以前の）『社會(huì)的距離を置く』體制に戻すべきだ」「頼むからマスクを著けて歩いて」などといった聲が上がり、警戒が強(qiáng)まっている。

一方、「ワクチンができなければ、防疫対策を行ったとしても限界がある」「もうマスクを毎日著けるのがしんどい」といったコメントも。

また13日には、全國(guó)593の試験會(huì)場(chǎng)で、総勢(shì)約24萬(wàn)人が受験予定の地方公務(wù)員試験が実施されることから、感染拡大を心配して「何事もなく終わってほしい」といった聲も上がっている。

その他、韓國(guó)政府はこれまで「K防疫」と稱し感染対策の成功をアピールしてきたが、再び感染が拡大している狀況に、「自畫自賛だった？」「政府は防疫の失敗を早く認(rèn)めて対策を取るべきだ」といったコメントも寄せられている。（翻訳?編集/関）