中國國務(wù)院が8日、公共施設(shè)や娯楽施設(shè)、観光地の全面開放を記した通達(dá)を行い、新型コロナウイルスの感染拡大の影響で閉鎖されていた映畫館も、いよいよ再開されることとなった。

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國務(wù)院は8日、「新型コロナウイルス感染の常態(tài)化に関しての予防と管理指導(dǎo)」とのタイトルで通達(dá)を行い、ショッピングセンターやホテルをはじめ、図書館や博物館といった屋內(nèi)型の公共施設(shè)、映畫館を含む娯楽施設(shè)に対し、消毒の徹底、人數(shù)制限などの規(guī)制を設(shè)けて、全面開放を認(rèn)めることを明らかにした。

中國では今年、新型コロナウイルスが1年で最も映畫業(yè)界が潤う春節(jié)（舊正月）シーズンを直撃。全國の映畫館が一斉に閉鎖されたのち、3月に入ってから一部再開されていたが、再び中國當(dāng)局の指導(dǎo)によって全面閉鎖に入っていた。しかしこの通達(dá)により、約4カ月ぶりにいよいよ再開されることが明らかになった。

大きな打撃を被った映畫業(yè)界だが、ニュースサイト大手?新浪（SINA）のファイナンス情報(bào)によると、映畫館チェーン最大?萬達(dá)電影の第1四半期（1～3月）の最終赤字は6億元（約90億円）、制作會社大手?中國電影集団は同2億2700萬元（約34億円）などとなっている。

2019年の中國の年間興行収入は過去最高の642億6600萬元（約9687億円）だったが、國家電影局（China Film Administration）は先月末、今年の映畫業(yè)界の損失額について、300億元（約4520億円）を超える見込みと発表している。（Mathilda）