2020年5月10日、環(huán)球網(wǎng)は、中國の海警船が尖閣諸島（中國名は釣魚島）付近の日本領(lǐng)海に侵入したことについて、「日本メディアがあおり立てている」と報(bào)じた。

記事は「8日に中國海警2501艦艇編隊(duì)がわが國の釣魚島領(lǐng)海內(nèi)を巡航したところ、日本メディアから『日本の漁船を追尾し、一時(shí)緊迫する場面が起きた』と報(bào)じられた。日本メディアは9日、10日にも中國海警船が釣魚島付近に出現(xiàn)したと報(bào)じ、10日には『3日連続で日本の領(lǐng)海に侵入した』と主張した」と伝えた。

そして、日本メディアが9日、同日午後6時(shí)ごろに2隻の中國海警船が尖閣諸島の魚釣島西側(cè)の日本領(lǐng)海に侵入したのが発見されたと報(bào)じ、10日にも同午前9時(shí)に2隻の中國海警船が魚釣島の西南西方向9～11キロメートルの海域に出現(xiàn)し、3日連続で日本の領(lǐng)海內(nèi)に侵入したと伝えたことを紹介している。

一方で、中國側(cè)の発表については、中國海警局が公式微博アカウントで「5月8日に中國海警2501艦艇編隊(duì)がわが國の釣魚島領(lǐng)海內(nèi)を巡航した」と発表したのみで、これ以後は情報(bào)をほぼ発信していないと伝えた。

記事は「日本のメディアが中國の海警船による釣魚島付近の航行をあおり立てるのはもはや珍しいことではない」とし、昨年5月にも中國が尖閣諸島の接続海域を連日巡航したと日本メディアが報(bào)じたことを紹介している。（翻訳?編集/川尻）