Record China 2020年5月11日(月) 13時(shí)50分
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10日、米華字メディア?多維新聞は、中國が核兵器の削減を提唱する中で「核弾頭を1000発以上持つべきだ」と発言した胡錫進(jìn)?環(huán)球時(shí)報(bào)編集長の意図について分析する記事を掲載した。
2020年5月10日、米華字メディア?多維新聞は、中國が核兵器の削減を提唱する中で「核弾頭を1000発以上持つべきだ」と発言した中國紙?環(huán)球時(shí)報(bào)の胡錫進(jìn)(フー?シージン)編集長の意図について分析する記事を掲載した。
記事は、米ロ両國による新戦略兵器削減條約の継続協(xié)議が膠著する中、胡編集長が今月8日から2日連続で「中國は現(xiàn)役の核弾頭を米ロに匹敵する1000発以上の水準(zhǔn)に引き上げるべきだ」と呼び掛ける文章を発表するとともに、近頃の言論の中で「中國がすでに米國をライバルの筆頭として策を練る中、わが國がまだ數(shù)年前、十?dāng)?shù)年前における米國の核の脅威に関する定義を持ち出して現(xiàn)在の爭いを指導(dǎo)するとしたら、それは中華民族にとって大いなる悲哀だ」と述べたことを紹介?!袱长韦瑜Δ是靶l(wèi)的な構(gòu)想は中國政府が掲げる『核兵器の數(shù)的優(yōu)位を追求しない』という誓約と異なるものとして西側(cè)世界に衝撃を與えた」とした。
そして、8日の外交部記者會(huì)見で華春瑩(ホア?チュンイン)報(bào)道官がこの件について質(zhì)問された際に、「胡氏自身に現(xiàn)在の國際問題に対する視點(diǎn)を聞いてみたらどうか」と提案したことに言及。華報(bào)道官の回答は基本的に、これまでの核軍縮を目指す中國政府の姿勢(shì)を踏襲したものの、その歯切れは悪かったとし、「胡氏の言論を完全否定せず、むしろその見方の合理性をある程度評(píng)価する理由が何かあるのではないか、との憶測(cè)をかき立てるものだった」と評(píng)している。
そのうえで、新戦略兵器削減條約の継続協(xié)議を含めて米政府が核兵器の削減に積極的でない背景として、「中國の存在が気がかり」という點(diǎn)があると分析。これまで米國が核の不拡散や削減を受け入れてきた理由が「中國はいまだ潛在的な軍事競爭相手になり得ず、ロシアと軍事的平衡を保っていればいい」ということならば、現(xiàn)在米國がこれらの「縛り」から抜け出そうとする動(dòng)きを見せているのは「主な軍事競爭相手がロシアから中國へと変わり、ロシアとのバランスを保つ必要がなくなった」との認(rèn)識(shí)によるものだとの見方を示した。
記事は、「胡氏による『中國は大國のパワーバランスゲームに參加せよ』と呼び掛けた裏には、米國に中國の実力を意識(shí)させ、米國が持つ中國に対する心理的な優(yōu)越感を捨てさせ、中國による戦略的拡張への阻害を諦めさせようという狙いがある」と判斷。「実際、胡氏の論理はそんなに難しいものではないのだ。平和というものは、パワーバランスによってもたらされるものなのだから」と結(jié)んでいる。(翻訳?編集/川尻)
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