2020年5月11日、北京日?qǐng)?bào)は、新型コロナウイルスの感染がホワイトハウスにも及びつつある中、これまで強(qiáng)気の姿勢(shì)を見せてきたトランプ米大統(tǒng)領(lǐng)が「恐れをなし始めた」と米メディアが報(bào)じたことを伝えた。

記事は、ホワイトハウス內(nèi)で6日にスタッフ1人が、9日にはペンス副大統(tǒng)領(lǐng)の報(bào)道官とトランプ大統(tǒng)領(lǐng)の娘であるイヴァンカ?ホワイトハウス顧問の補(bǔ)佐らが新型ウイルスに感染していることが判明。疾病対策センター（CDC）のレッドフィールド所長(zhǎng)や國(guó)立アレルギー感染癥研究所のファウチ所長(zhǎng)、食品醫(yī)薬品局（FDA）のハーン長(zhǎng)官の3人が、陽性診斷の人物と接觸した可能性があるとして、2週間の自主隔離に入ったことを伝えた。

そして、この狀況にトランプ大統(tǒng)領(lǐng)が落ち込み、「どうして誰も関係者にマスクを裝著するよう命じなかったのか」と問い掛けたとする米メディアの報(bào)道を紹介する一方で、「この問い掛けには疑問を抱く。大統(tǒng)領(lǐng)がマスク著用を提唱していないのに、誰が周辺スタッフにマスク著用を呼び掛けられるのか」と指摘。トランプ大統(tǒng)領(lǐng)は先日、ハネウェル社のN95マスク工場(chǎng)を視察した際にもマスク著用を拒んでいたとしている。

また、「ホワイトハウスが新型ウイルスの襲撃を受けていることは、トランプ政権の感染防止対策が失敗したことを説明している」とし、「今年の大統(tǒng)領(lǐng)選を控えたトランプ大統(tǒng)領(lǐng)が経済活動(dòng)の再開ばかりを念頭に置き、感染は減少しつつあると悠長(zhǎng)に構(gòu)えていたツケがまわってきた」との見方を示した。そして、「トランプ氏は今、ホワイトハウスで感染が発生したことで、自身の努力が水泡に帰すことを案じているのだ」と論じた。

さらに、「トランプ氏は後悔しているだけではなく、恐れをなし始めている」とし、米CNNが情報(bào)筋の話として「ウイルス検査を受けたことがない人に近づきたがらなくなっており、特にホワイトハウス関係者と接觸する際には恐怖を感じている」と報(bào)じたことを紹介している。（翻訳?編集/川尻）