2013年12月14日、中國紙?新聞晨報(bào)は、北朝鮮の張成沢（チャン?ソンテク）前國防委員會副委員長が12日に処刑されたことについて、北朝鮮はなぜこれほど迅速に実行し、しかも事件の詳細(xì)まで公開したのかについて、各國メディアの分析を紹介した。

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9日付の朝鮮中央通信によると、張成沢氏は8日の労働黨政治局拡大會議で黨から除名され、すべての職務(wù)から解任された。それからわずか4日後の13日、朝鮮中央通信は「12日に特別軍事裁判が開かれ、國家の転覆を図った反逆罪で死刑判決が下り、即日実行された」と報(bào)じた。北朝鮮政府の事態(tài)の処理の早さと公開の程度に世界は大きな驚きを示した。

韓國紙?中央日報(bào)によると、張成沢氏に対するこれほど早急な死刑執(zhí)行は韓國政府や専門家にとって思いもよらぬことだった。韓國では、恐らく無期懲役の判決が下され、政治犯収容所に収容されるだろうとの見方が大勢を占めていた。

別の韓國メディアは、北朝鮮では指導(dǎo)部の親族に対しては比較的軽い処分を行うことが一般的であり、張成沢氏は金正恩（キム?ジョンウン）第1書記の叔父であるため、たとえすべての職を解かれても、死刑にはならないだろうと予測していた。

また、公開の程度にも世界から注目が集まっている。米メディアは「北朝鮮では過去にも高官の粛清が行われてきたが、罪の內(nèi)容をこれほど詳細(xì)に報(bào)じたことはなかった」と報(bào)じた。

では、北朝鮮はなぜ今回このように迅速に処理し、しかもこれほどまでに公開したのか？　韓國紙?朝鮮日報(bào)は「北朝鮮政府が張成沢氏の親族や同調(diào)者による軍事政変や反亂を心配し、機(jī)先を制する措置を取ったのではないか」と分析。日本メディアは「見せしめ効果を狙った」と報(bào)じた。韓國?聯(lián)合ニュースは韓國國會情報(bào)委員會の徐相箕（ソ?サンギ）委員長の分析として、「張成沢氏を取り巻く內(nèi)部闘爭の可能性を根絶するため」と指摘。米メディアは「金正恩第1書記が自身の政敵に公開で対抗を示し、たとえ親族関係であっても容赦しないと警告した」との見方を示した。

北朝鮮の指導(dǎo)部は金正日（キム?ジョンイル）総書記時(shí)代からの人が多く、60?70歳に達(dá)している。そのため、若い金正恩第1書記に必ずしも忠誠を誓っているとは言えない。金第1書記が権力を掌握した以降のこの2年間で、少なくとも40％の高官が金第1書記に忠誠を誓う若い高官に交代させられている。（翻訳?編集/HA）