緊張高まる中豪関係、豪牛肉輸出大手4社が中國のブラックリストに―米メディア

Record China    2020年5月13日(水) 13時30分

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米ボイス?オブ?アメリカの中國語版サイトは12日、「緊張高まる中豪関係、豪牛肉輸出大手4社が中國のブラックリストに」とする記事を配信した。寫真は豪州産牛肉。

米ボイス?オブ?アメリカの中國語版サイトは12日、「緊張高まる中豪関係、豪牛肉輸出大手4社が中國のブラックリストに」とする記事を配信した。

記事はまず、中國が、オーストラリアの食肉大手4社からの牛肉の輸入を停止すると発表したことについて、「これは、中國がオーストラリア産大麥の輸入に高関稅をかける方針を示したのに続く新たな措置だ」とし、この二つの措置について「新型コロナウイルスの発生源をめぐり中國に対する獨(dú)立調(diào)査の実施を求めているオーストラリア政府の主張と関連性があるとの見方が出ている」とした。

記事によると、中國外交部の趙立堅(jiān)(ジャオ?リージエン)報道官は12日の記者會見で、中國の稅関による輸入肉製品に対する検査で、牛肉輸出に攜わる一部の豪企業(yè)が検査?検疫の要件に違反する事例が相次いで見つかったとし、計(jì)4社からの輸入申請を同日から受け付けないことを決めたと説明した。

オーストラリアの対中牛肉輸出の約35%をこの4社が占めており、今年の貿(mào)易額は35億米ドル(約3751億円)に上るとみられていた。

記事は、「オーストラリア政府は、新型コロナウイルスの発生源と中國の流行初期の対応をめぐり、國際的な調(diào)査の実施を繰り返し呼び掛けてきた」とし、「オーストラリアのこうした行動が、中國側(cè)の強(qiáng)い不満を招いている。中國の成競業(yè)(チョン?ジンイエ)駐豪大使は先月、報復(fù)をちらつかせてオーストラリアを脅した」と伝えた。

記事によると、中國商務(wù)部がオーストラリア産大麥の輸入に80%もの高関稅を課す可能性があると明らかにしたことについて、モリソン豪首相は11日、「中國には、オーストラリアにダンピング行為があったかどうかに対する見方と、オーストラリアが新型コロナウイルス感染拡大に関する國際的な調(diào)査の実施を主張していることに対する見方を、入れ混ぜないことを希望する」と述べた。

オーストラリアは中國に対する最大の大麥供給元で、年間の輸出額は9億8000萬~13億米ドル(約1050億~1393億円)に上る。オーストラリアの大麥生産量の半分以上が中國に輸出されている。(翻訳?編集/柳川)

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