韓國LG化學(xué)工場ガス漏れ事故、インド當(dāng)局「EUや米國で起きたときと同水準(zhǔn)の補(bǔ)償求める」

Record China    2020年5月15日(金) 11時(shí)20分

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インド南部の韓國LG化學(xué)の現(xiàn)地法人工場で起きたガス漏れ事故で、地元州當(dāng)局者は「EUや米國で起きたときと同水準(zhǔn)の補(bǔ)償を求める」と言明した。寫真はアンドラ?プラデシュ州ヴィシャーカパトナム。

インド南部のアンドラ?プラデシュ州で起きたガス漏れ事故で、インド環(huán)境裁判所は韓國LG化學(xué)の現(xiàn)地法人に対して5億ルピー(約7億600萬円)の供託を命じた。供託金は損害賠償に備えた措置で、州當(dāng)局者は「歐州連合(EU)や米國で起きたときと同水準(zhǔn)の補(bǔ)償を求める)と言明した。

事故は7日午前3時(shí)ごろ、韓國LG化學(xué)の現(xiàn)地法人LGポリマーズの工場で発生した。同工場はテイクアウト用カップのフタの素材であるポリスチレン樹脂を生産している。有害物質(zhì)のスチレンガスが流出して數(shù)キロ先まで拡散し、近隣住民ら少なくとも13人が死亡したほか、約1000人が入院した。住民らは目が焼けるような感覚と呼吸困難、嘔吐(おうと)などの癥狀を訴えたという。

韓國?中央日報(bào)によると、2日後の9日には事故の遺族ら住民約300人が責(zé)任者の逮捕や工場の閉鎖などを要求してデモ。遺族の一部は犠牲者の遺體を擔(dān)いで參加し、遺體は會社側(cè)への抗議の意味を込め數(shù)分間、工場の正門前に置かれた。一部の參加者は正門を乗り越えて工場內(nèi)に侵入する騒ぎになった。

聯(lián)合ニュースによると、地元州政府はLG化學(xué)側(cè)に事故の原因物質(zhì)を韓國にすべて移すよう指示。すでに8000トンが韓國行きの船舶に積まれた狀態(tài)であるという。LGポリマーズは「指示により、工場などに保管していたすべてのスチレンを韓國に移している」と明らかにした。

この工場はインド政府が新型コロナウイルス対策のロックダウン(都市封鎖)を開始した3月24日から閉鎖されていた。ちょうど再開するところだったといい、警察當(dāng)局はロックダウンで無人となった工場の容量5000トンのタンク內(nèi)で化學(xué)反応が起こり、熱が発生してガス漏れに至ったとの見方を示した。警察當(dāng)局は毒性物質(zhì)の管理を怠った疑いなどでLGポリマーズの経営陣の立件を目指し、捜査に著手した。

環(huán)境裁判所は供託命令と同時(shí)に事故原因を究明するため、5人で構(gòu)成される真相調(diào)査委員會の設(shè)置を発表。委員會は事件発生の順序、発生原因と責(zé)任の所在、人命被害程度などの報(bào)告書を提出することになる。環(huán)境規(guī)定違反の事実が摘発された場合、工場免許が取り消される可能性があるという。

東亜日報(bào)によると、LG化學(xué)は事故直後、內(nèi)部に非常対策委員會を立ち上げ、被害者補(bǔ)償策などを準(zhǔn)備している。辛學(xué)[吉吉]副會長ら役員も現(xiàn)地に向かった。LGポリマーズは謝罪文で「事故の原因調(diào)査と再発防止策や治療などの全般的な措置に萬全を期す」と約束した。(編集/日向)

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