2013年12月16日、映畫(huà)「ハチ公物語(yǔ)」（1987年）と「HACHI約束の犬」（2009年）は、毎日駅で飼い主の帰宅を待つ犬の物語(yǔ)を描いている。北京市の中心部?大望路の交差點(diǎn)にもこのような1頭の忠犬「金虎」がいる。毎日午後3、4時(shí)になると通りで待っている。北京晨報(bào)が伝えた。

【その他の寫(xiě)真】

15日午後、記者は大望路付近に金虎の姿を見(jiàn)かけた。體格はやや大きいが、性格は溫順で賢く、人なつっこい子犬に見(jiàn)えた。行き交う人達(dá)は自分がじっと見(jiàn)つめられているのに気づくと、金虎の眼差しを気にせざるをえなかった。もっとも金虎はすぐさま振り返り、人混みのなかを探し続けた。えさを與えられても食べず、人々は「この犬は人を待ってるの？家族と離ればなれになった野良犬でもないだろうし。ほんとに賢い。誰(shuí)にもついていかない」と驚いていた。

金虎の飼い主、呂（リュー）さんによると、定時(shí)で仕事を終えるときは、バスを降りると大抵金虎に會(huì)うことができる。周?chē)欷颏护铯筏饯贡匾猡胜?、金虎が自ら呂さんを探し?dāng)て、足下に駆け寄ってくるという。

呂さんは北京市に上京した二十代の青年。7年前、自動(dòng)車(chē)にはねられ重傷を負(fù)ったチャウチャウを助けた。そのチャウチャウが身ごもっているとは當(dāng)時(shí)は知らず、數(shù)カ月後に數(shù)頭の子犬を産んだ。金虎と縁があったのだろう。呂さんは子犬と母犬を人に譲ったが、金虎だけを殘した。

今年初め、共に店を開(kāi)いた友人が帰郷することになり、毎日店番をする?yún)韦丹螭舷嗍证筏胜?、金虎を連れて通勤、夜も一緒に帰宅することにした。最近、店が遠(yuǎn)い場(chǎng)所に移ったため、呂さんは通勤のためにバスに乗ることになり、金虎を連れて行くことができなくなった。しかし金虎は呂さんの帰宅する道順を覚え、大望路交差點(diǎn)に毎日のようにやってきて、呂さんを待つようになった。

呂さんは「毎日バスを降りて家に向かい始めると、大抵金虎に會(huì)える。こんなに長(zhǎng)年、家族のような感じ。以前は帰宅途中に寂しく、日が暮れるなかを歩いていた。帰宅後もひとりぼっちで、夕食を作っても気分が晴れなかった。金虎が毎日迎えてくれるようになってから、本當(dāng)に気分が変わった。これは幸せです、きっと。帰宅すると帰ってくる自分を待っている金虎に會(huì)うことができる。金虎が待ち焦がれているように感じる。ありがとう金虎」と語(yǔ)った。（提供/人民網(wǎng)日本語(yǔ)版?翻訳/HT?編集/武藤）