2013年12月15日、シンガポール華字紙?聯(lián)合早報(bào)は「中國の『強(qiáng)硬外交時(shí)代』始まる」と題した記事を掲載した。鳳凰網(wǎng)が16日付で伝えた。以下はその概要。

【その他の寫真】

中國の改革開放時(shí)代の外交政策を特徴づけるキーワードは「穏便、平和、辛抱」だった。しかし、中國の國力が急上昇し、相対的に米國の実力が下降するに伴い、中國の外交スタイルには明らかな変化が見られ始めている。2013年に習(xí)近平（シー?ジンピン）國家主席をトップとする新指導(dǎo)部が政権を引き継ぐと、中國の外交スタイルの変化は段階的に完成し、強(qiáng)硬外交時(shí)代が正式に始まった。

習(xí)主席は「チャイナ?ドリーム」を掲げ、中國の外交政策はより強(qiáng)硬な方向へと転換を始めた。日本が尖閣諸島を國有化するや、中國政府は東シナ海で沖縄トラフまでを自國の大陸棚だと主張する境界案を國連に提出し、その數(shù)カ月後には尖閣諸島を含む東シナ海上空に防空識(shí)別圏を設(shè)定した。中國初の空母?遼寧の南シナ海での訓(xùn)練も関心を集めた。

中國政府は11月に開催した三中全會(huì)（中國共産黨第18期中央委員會(huì)第3回全體會(huì)議）で國家安全委員會(huì)の創(chuàng)設(shè)を決めた。同委員會(huì)は最高指導(dǎo)者の強(qiáng)硬な姿勢と個(gè)人の意志を貫徹するものとなるだろう。

中國政府トップが外交スタイルを転換する過程で起きた影響も軽視できない。國內(nèi)の腐敗撲滅や「第2の改革?開放」においても、また対外的なオバマ米大統(tǒng)領(lǐng)との「別荘外交」やその他周辺諸國との問題においても、習(xí)主席は「果斷、斷固、強(qiáng)硬」スタイルを示している。こうした指導(dǎo)者の強(qiáng)硬姿勢の下で、中國の外交スタイルも変革のスピードを速めている。先ごろ創(chuàng)設(shè)が決まった國家安全委員會(huì)においても、指導(dǎo)者の個(gè)性が政策に與える影響はより大きなものとなるだろう。（翻訳?編集/NY）