Record China 2020年5月24日(日) 20時30分
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サウスチャイナ?モーニング?ポストは22日、「新型コロナウイルスの感染拡大を巡り中國を非難する政治的レトリックがエスカレートする中、米國ではアジア系住民に対する憎悪犯罪が増加傾向にある」と報じた。
香港英字紙サウスチャイナ?モーニング?ポストは22日、「新型コロナウイルスの感染拡大を巡り中國を非難する政治的レトリックがエスカレートする中、米國ではアジア系住民に対する憎悪犯罪が増加傾向にある」とする記事を配信した。
中國國営新華社通信系の參考消息(電子版)が24日、その內(nèi)容を要約して、次のように伝えている。
カリフォルニア州アラメダ郡のある中國系米國人男性は芝生の手入れをしていた時、「アメリカから出て行け」との怒鳴り聲を浴びせられた。隣接するサンタクララ郡では、ベトナム系の夫婦が食料品店で、手を銃の形に変えた男から脅しを受けた。ニューヨーク市では、アジア系住民が地下鉄で、暴行を受けたり罵られたりしている。
コロナウイルスのパンデミックが米國人の生活を混亂させる中、アジア系住民は、意図的に避けられたり、言葉で虐待されたり、咳をされたり唾を吐かれたり、暴行を受けたりしている。
新型コロナウイルスの感染拡大を巡り中國を非難する政治的レトリックがエスカレートする中、法執(zhí)行當(dāng)局者や人権?fù)碜o者は、アジア系住民に対する憎悪犯罪や差別が増加傾向にあるのを目にしている。
ニューヨーク市では、コロナウイルスに関連する憎悪犯罪が16件発生しているが、被害者の多くはアジア系だ。市の人権委員會は2月以降、數(shù)百件に上る嫌がらせや差別の申し立てを受けており、その多くは反アジアの感情に関連するものだ。
警察當(dāng)局と検察官は警戒態(tài)勢にある。公共サービス情報を出したり、市庁舎で會議を開催したり、ホットラインを開通したりするなどして、人々に対し、暴力にエスカレートする可能性がある憎悪犯罪や憎悪表現(xiàn)をする人を告発するよう求めている。
アジア系住民が全人口の32%を占めているアラメダ郡の法律家、ナンシー?オマリー氏は、「ここにはたくさんのアジア系の高齢者がいる。彼らはそうした行為の被害者になることをとても恐れている。特定の民族グループについて、そのルーツを理由に叫び聲を上げることができると考えている無知な人がいるが、私たちはそれを容認(rèn)しない」と話す。
ニューヨーク市警察のロドニー?ハリソン刑事局長によると、同局は先月、アジア系住民に対する憎悪犯罪の加害者11人を逮捕した。ニューヨーク市人権委員會は今年、新型コロナウイルス感染癥に関連する300件以上の嫌がらせや差別の苦情を受けている。そのうちの117件(約40%)が反アジアの感情に関連するものだ。
同委員會の責(zé)任者で、フィリピン人移民の娘でもあるカーメリン?マラリス氏によると、昨年の同時期に委員會が受けたアジア系住民に対する嫌がらせや差別の報告は5件にすぎなかった。
マラリス氏は、「覚えておくべきなのは、私たちのルーツがどこであろうと、同様の試練を経験しているということだ。アジア系米國人が差別を受けなければならないなんておかしい」と話している。(翻訳?編集/柳川)
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