日本で発足する宇宙作戦隊(duì)、「宇宙ごみ監(jiān)視のためだけ」との説明を信じるか―中國(guó)メディア

Record China    2020年5月18日(月) 13時(shí)10分

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17日、上観新聞は、日本で発足する宇宙作戦隊(duì)について分析する記事を掲載した。寫(xiě)真は中國(guó)で行われた宇宙開(kāi)発事業(yè)展示會(huì)。

2020年5月17日、上観新聞は、「日本で発足する宇宙作戦隊(duì)、宇宙ごみ監(jiān)視のためだけとの説明をあなたは信じるか」とする記事を掲載した。

記事は、18日に正式に発足する航空自衛(wèi)隊(duì)の宇宙作戦隊(duì)について、河野太郎防衛(wèi)相がその主な任務(wù)は「宇宙ごみの監(jiān)視」であり、「人類の安全を確保して安定して宇宙空間を使用することにある」と述べていたことを紹介。これに対し、中國(guó)航空學(xué)會(huì)「航空知識(shí)」編集者の王亜男(ワン?ヤーナン)氏は中國(guó)メディアのインタビューに応じ、「宇宙ごみの監(jiān)視は任務(wù)の一つに過(guò)ぎず、そうでなければ航空自衛(wèi)隊(duì)はわざわざ宇宙清掃隊(duì)を設(shè)立する必要などない」との見(jiàn)方を示した。

王氏は、「宇宙ごみは実際のところ飛行物で、人工的な破片や宇宙空間の飛翔體であり、數(shù)多くの飛翔體の中からごみを監(jiān)視するには強(qiáng)力な技術(shù)的サポートが必要だ」と指摘。「日本がこれをできるということは、いつでも目標(biāo)物を捉えることができるという意味であり、これは戦時(shí)において作戦に必要な情報(bào)やデータを提供できることを意味する」と語(yǔ)った。

記事は、「日本メディアの報(bào)道によると、宇宙作戦隊(duì)は米航空宇宙局(NASA)の援助を受け、防衛(wèi)省は米軍や宇宙航空研究開(kāi)発機(jī)構(gòu)(JAXA)と共同で宇宙監(jiān)視システムを構(gòu)築し、宇宙分野に精通した自衛(wèi)官の育成について検討しているという。このほか、日本は米國(guó)と情報(bào)を共有し、米國(guó)から指導(dǎo)教官を招くほか、カリフォルニア州の空軍基地にある宇宙作戦センターへの常駐連絡(luò)官の派遣も検討しているという」とした。

記事によると、王氏は「日本は西側(cè)のシステムにおいて獨(dú)特の地位にある。まず、アジアで一定の影響力を有していること。次に、比較的高い技術(shù)力を有していること。そして、宇宙分野で発射システムと関係するチームを有していることだ」と指摘?!该讎?guó)は日本が宇宙システムの一部となることを望んでおり、日本も米國(guó)と協(xié)力する意向で、國(guó)防安全上の益となる」との見(jiàn)方を示している。

また、記事は日本メディアの報(bào)道を參考に、「宇宙で獲得する情報(bào)と人類の生産生活とは密接な関係があり、航空機(jī)や船舶の安全な運(yùn)行、気象観察、防災(zāi)情報(bào)等の日常生活に関わる正常な運(yùn)行を保証するものとなり、モノのインターネット、5G、飛行ロボットなどの先進(jìn)技術(shù)の使用において技術(shù)的なサポートを與えるものとなる。しかし、これらの情報(bào)は軍事分野にも応用でき、例えば中國(guó)や北朝鮮のミサイル発射狀況を監(jiān)視し、太平洋や東シナ海上の船舶の航行狀況などを知ることができる」と指摘した。

そのうえで、「日本が宇宙作戦隊(duì)を発足させたことは軍事大國(guó)へと進(jìn)む野心を示しているのだろうか?」と疑問(wèn)を提起。王氏は「日本政府內(nèi)部でそのような意図があるかどうかは分からないが、軍事的な実力からすると、その裝備レベルや規(guī)模および技術(shù)面で、日本はすでに強(qiáng)大な軍事システムを備えており、少なくとも自身の安全を確保することができている」との見(jiàn)方を示した。王氏は続けて「このような発展の背後に仮想敵がいるなら、それは多くの面倒を引き起こすことになる」と指摘?!赣钪鎽椁浈撺单ぅ敕佬l(wèi)問(wèn)題で米國(guó)の側(cè)に立ち、特定の國(guó)を目標(biāo)とするなら、日本の発展には強(qiáng)い対抗性があることを意味し、將來(lái)的にある種の対峙や衝突という局面になった場(chǎng)合、日本は非常に不利になる」と語(yǔ)ったという。

記事は続いて、「日米の情報(bào)交流や密接な協(xié)力は他國(guó)に安全リスクをもたらすことになるのだろうか?」と疑問(wèn)を提起。これについて王氏は、「今のところそれはない」と否定し、「発足したばかりの宇宙作戦隊(duì)が米國(guó)との協(xié)力に重點(diǎn)を移すには時(shí)間が必要であり、宇宙戦は極めてデリケートかつ密集した技術(shù)が求められるもので、この分野で世界最強(qiáng)である米國(guó)が日本と協(xié)力するなら多かれ少なかれ技術(shù)を共有することを意味するが、米國(guó)がそうするかどうかは疑問(wèn)符がつく」としている。

王氏はまた、「今のところ、米國(guó)は日本の監(jiān)視能力を利用したいと思っており、ミサイル防衛(wèi)システムのための情報(bào)提供に使用するのだろう」との見(jiàn)方を示した。そして、「日本の宇宙作戦隊(duì)を日本版米宇宙軍とは見(jiàn)なせない。なぜなら日本は國(guó)防部門が米國(guó)付屬になることは願(yuàn)わないからだ。このため米國(guó)にとっての価値は低くなっている」と語(yǔ)ったという。

このほか王氏は、「日米のさまざまな行動(dòng)に対して中國(guó)はいかなる措置を取る必要もない」と主張。「中國(guó)は宇宙分野について安定して建設(shè)中であり、外界の変化によってペースを亂される必要はない」とも語(yǔ)ったという。(翻訳?編集/山中)

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