2020年5月20日、中國メディアの海外網(wǎng)は、「なぜ日本は2年前倒しで宇宙作戦隊を発足させたのか」と題する記事を掲載した。

記事は、5月18日に正式に発足した航空自衛(wèi)隊の宇宙作戦隊について、18年の防衛(wèi)計畫大綱では2022年に発足する計畫だったと指摘?！附瘠?a target='_blank' href='http://www.wenhuatang.com/search.php?filter=新型コロナウイルス'>新型コロナウイルスが流行している重要な時であるにもかかわらず、なぜ前倒しして宇宙作戦隊を発足させたのか」と疑問を呈し、「その背後には米國の戦略配置に協(xié)力するためという重要な理由がある」とした。

記事は、「19年8月に米國では宇宙軍が正式に発足し、同年12月に日本の內(nèi)閣は航空自衛(wèi)隊に宇宙作戦隊を新編する関連経費(fèi)506億円を盛り込んだ」と紹介。「その後、20年1月14日にレイモンド空軍大將が宇宙軍司令官に就任し、4月17日には日本の國會で防衛(wèi)相設(shè)置法修正案が可決されて20年に宇宙作戦隊が正式に発足することが決まった。米國の歩調(diào)に合わせ、日本は半年もかけずに宇宙作戦隊の準(zhǔn)備作業(yè)を終えた」と指摘した。

その上で、「防衛(wèi)省によると宇宙作戦隊の主な任務(wù)は、隕石（いんせき）や人工衛(wèi)星、宇宙ごみなどの監(jiān)視だが、ほかにも宇宙狀況監(jiān)視システムの運(yùn)行を擔(dān)い、米軍と宇宙情報を共有することも含む。こうした任務(wù)から、米國の宇宙軍と協(xié)力し協(xié)調(diào)することが主である」と主張した。

このほか、「宇宙分野での優(yōu)位な立場を得るためでもあった」と指摘。北大西洋條約機(jī)構(gòu)（NATO）のストルテンベルグ事務(wù)総長が宇宙分野を陸?？占挨鹰单ぅ些`空間と並ぶ戦場と呼んで宇宙防衛(wèi)システム構(gòu)築の必要性を強(qiáng)調(diào)したことや、インドも昨年7月に初となる宇宙軍事演習(xí)を行っており、フランスも昨年9月に宇宙軍司令部を発足したことなどを挙げ、「日本は宇宙分野への進(jìn)出で歐米諸國に遅れていることはなく、一部の技術(shù)では比較的勝っているものの、米國やロシアなどの國と比べるとその差はまだ大きい」と指摘。「そのため、日本は新型コロナウイルスが流行している中であっても、急いで宇宙作戦隊を発足させたのであり、激しい宇宙分野での競爭において後れを取らないようにするためだった」と論じた。（翻訳?編集/山中）