世界最高レベルの醫(yī)學雑誌「ランセット」は16日、米トランプ當局の新型コロナウイルス感染拡大防止対策の失敗について、「権力を米疾病予防管理センター（CDC）に返せ！」と題する社説を発表しました。

【その他の寫真】

　文章は冒頭で、米國の當面の新型コロナウイルス感染者數(shù)や死亡者數(shù)、そして各州の対応策の相違や感染者數(shù)の格差を紹介しています。そのうえで、「米國內(nèi)で、感染危機への対応策が一致しておらず、継続性も足りていない」と指摘しました。

　また、「CDCは米國の公衆(zhòng)衛(wèi)生におけるリーダー役であるが、現(xiàn)在の感染防止において発揮すべき役割が最小化されている。そのうえ、連邦政府との関係も悪化している」と強調(diào)しました。また、「ワシントン?ポスト」の報道を引用して、「米政府の新型コロナ対応特別グループの擔當者は、『CDCからのいかなる情報も信じない』と述べた」と報じています。さらに、「世界最高レベルの疾病予防センターとして、CDCがなぜ今回の深刻な公衆(zhòng)衛(wèi)生危機において、備えがこれほど不足しているのか」と問いかけました。

　文章では、「1946年に発足したCDCは、公衆(zhòng)衛(wèi)生分野における中心的存在で、世界の尊敬を集めている。數(shù)多くの流行病學の専門家を養(yǎng)成してきたと同時に、米國や世界で新しいウイルスを発見して、正確な検査を?qū)g施してきた。世界保健機関（WHO）に協(xié)力して天然痘を根絶したCDCだが、米國內(nèi)の保守的政治勢力によって予算が年々削減され、感染拡大への対応力が徐々に低下し、トランプ政権下でその力が一層弱まる狀況に追い込まれている」と示されています。そのうえで、「今のCDCが必要としているのは力強い責任者で、いかなる脅迫にも影響されず、意思表明が制限されず、自由かつ十分にその職責を果たせることだ」と強調(diào)しました。

　これに対して、西側(cè)の複數(shù)の報道機関はこの文章を引用し、「世界最高レベルの醫(yī)學雑誌が、トランプ大統(tǒng)領の辭任を求めているとともに、CDCへの支持を表明している」と、強く表明しました。（提供/CRI）