中國中央テレビのニュースサイトは25日、韓國に関連し「輸出が総じて伸び悩む中、キムチと即席麺が海外で人気の理由」とする記事を配信した。

記事はまず、「新型コロナウイルスの感染拡大の影響により、韓國の1～4月の輸出は総じて伸び悩み、鉄鋼や自動(dòng)車、石油化學(xué)などの主力製品が大きく減少した。一方で、農(nóng)林畜産物や食品はそうした狀況に逆らうように増加した。それを?qū)Гい郡韦?、キムチや即席麺などの加工食品だ」とした。

そして、「韓國農(nóng)林畜産食品部の統(tǒng)計(jì)によると、1～4月のキムチと即席麺の輸出額は共に前年同期比で30％以上増加した。4月の即席麺の輸出額は6195萬米ドル（約66億6000萬円）と、2000年の統(tǒng)計(jì)開始以來、単月として過去最大となった。売れ筋となったのは、2月のアカデミー賞で作品賞など多くの部門で受賞した映畫『寄生蟲（邦題：パラサイト 半地下の家族）』に出てきたジャージャー麺風(fēng)と海鮮風(fēng)の即席麺、そして韓國の伝統(tǒng)的な辛い風(fēng)味の即席麺だ」とした。

加工食品の輸出先については、「米國や歐州連合（EU）、東南アジアなどへの輸出の伸びが顕著だった。このうち、1～4月の米國向けは前年同期比35．3％増となり、最も上げ幅が大きかった」とした。

また、「韓國政府は、食品の海外マーケティング活動(dòng)をオンラインに移し、食べる様子を配信する『モクバン』などを通じて、キムチやホンサム（紅參）など韓國の特産品を宣伝していく計(jì)畫だ」とも伝えている。（翻訳?編集/柳川）