疑心暗鬼と嫉妬に支配された日中関係、さらに危険なレベルに進む可能性も―中國人學(xué)者

Record China    2013年12月18日(水) 11時4分

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17日、中國人學(xué)者の鮑盛剛氏は、「疑心暗鬼と嫉妬に支配された今の日本と中國の関係は、さらに危険なレベルに進む可能性が高い」と指摘した。寫真は2010年10月の観閲式。

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2013年12月17日、環(huán)球時報によると、カナダ在住の中國人學(xué)者?鮑盛剛(バオ?チョンガン)氏は、「疑心暗鬼と嫉妬(しっと)に支配された今の日本と中國の関係は、さらに危険なレベルに進む可能性が高い」と指摘した。

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中國の平和的臺頭にとって、主な外的脅威は明らかに米國と日本だ。これまでは米國が主導(dǎo)し、日本はそれに従う立場だった。しかし、米國は今、日本の後ろに控えている。米中関係と比べると、日中関係はより危険な狀況にあると言える。

日中関係は対稱的な関係にある。雙方の実力が拮抗しているだけでなく、戦略も対稱的だ。一方、米中関係は非対稱的だ。米國は世界的な大國であり、その戦略も地球規(guī)模。中國は発展途上國であり、その戦略は地域に限定される。同時に、米國の優(yōu)勢は軍事上と封じ込め策にあり、その戦略は進攻性のものだが、中國の戦略は防御性が強い。紛爭や戦爭の勃発は、お互いに譲歩しないことにより雙方の矛盾が激化することが原因であるため、対稱的である日中関係がより危険であると言える。

日本と中國は隣國同士であり、両者の間には領(lǐng)土問題や歴史問題、民族主義的感情が橫たわっている。最近の日本の右傾化や、憲法改正、軍事力強化といった強硬姿勢は、火に油を注ぎ、日中友好を叫ぶ人々の聲を押しつぶしている。また現(xiàn)在、対話のない日中関係には“安全バルブ”がない。米國はおそらく日中関係の“安全バルブ”である。しかし、米國は日本と中國の衝突や戦爭を望んでいない半面、日中両國にある程度の衝突を継続させることで、「漁夫の利」を得ることが真の目的である。

日中両國は相手國に対する疑心暗鬼や嫉妬の気持ちを捨て、対話のテーブルに著く努力を払わなければ、事態(tài)はさらに危機的狀況に陥るだろう。(翻訳?編集/本郷)

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