香港で入試の歴史問題に「日本は多くの恩恵もたらした?」、當(dāng)局「教育の使命の再考を」―中國紙

Record China    2020年5月19日(火) 18時(shí)40分

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19日、中國紙?環(huán)球時(shí)報(bào)は香港で大きな議論を呼んだ大學(xué)入試問題について、香港教育局がその態(tài)度を説明する長文を発表したと報(bào)じた。寫真は香港。

2020年5月19日、中國紙?環(huán)球時(shí)報(bào)は香港で大きな議論を呼んだ大學(xué)入試問題について、香港教育局がその態(tài)度を説明する長文を発表したと報(bào)じた。

問題視されたのは、14日に香港で行われた大學(xué)入試に相當(dāng)する中等教育修了試験(DSE)の歴史問題。20世紀(jì)の日中関係について2つの資料を提示した上で「1900~45年の間、日本は中國に対し、弊害よりも多い恩恵をもたらした」との記述に対する正否を答えさせる設(shè)問があり、香港理工大學(xué)のある専門家からは「設(shè)問と資料が明らかに日本寄り」との聲が上がった。

香港教育局の長文は副秘書長の名で出されたもので、記事は「侵略、虐殺、民族浄化などについて基礎(chǔ)教育段階にある學(xué)生にその積極的な価値を討論させるべきではない」としている點(diǎn)を説明。「提供された資料は日本の20世紀(jì)初頭の対中援助に偏っている。資料の重要性と日本の侵略暴行は全く比例していない」「設(shè)問には問題があり、その信頼性と有効性を量ることは難しい。ゆえに取り消しが合理的で責(zé)任あるやり方であり、學(xué)生の利益にも合致する」などの記述や、教育に攜わるすべての人に向けて「教育の使命を再考してほしい」との強(qiáng)い呼び掛けがあることを伝えた。

記事はまた、この設(shè)問について、香港教育工作者聯(lián)會の會長が「香港教育界の一部が試験などの手段を通じて香港の歴史教育、次の世代の民族観、歴史観に影響を與えようとしていることを反映するもの」との考えを示したと説明。同氏は、「(こうした動きを)止められなければ、もっとでたらめな出題があるかもしれない」と指摘したという。(翻訳?編集/野谷

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