2020年5月21日、中國メディアの中國新聞網(wǎng)は、第13期全國人民代表大會（全人代）第3回會議の記者會見で、張業(yè)遂（ジャン?イエスイ）報(bào)道官が、中國には隠れた軍事費(fèi)など存在しないと語ったと伝えた。

21日に北京の人民大會堂の記者會見場で行われた會見で、張報(bào)道官が國內(nèi)外の記者らの質(zhì)問に答えた。この中で、軍事費(fèi)に関する質(zhì)問に対して張報(bào)道官は、中國は防御目的の國防政策を?qū)g行していることを指摘?！钢袊螄乐С訾悉饯尉t量にしても1人當(dāng)たりの平均にしても、さらには國內(nèi)総生産（GDP）に占める割合にしても、いずれも適度で抑制されたものだ」と語った。

張報(bào)道官はさらに、「世界的に見ると、中國の國防費(fèi)がGDPに占める割合は長年にわたり1．3％前後を維持しており、これは世界平均の2．6％を大きく下回っている。軍事支出が最大の國と比べると、19年の中國の國防費(fèi)はその4分の1にすぎず、1人當(dāng)たり平均は17分の1程度だ」と指摘した。

また、「中華人民共和國予算法に基づき、毎年の國防予算は全國人民代表大會が審査して認(rèn)可する。07年からは、中國は毎年國連に軍事支出報(bào)告を提出しており、『資金がどこから來てどこに向かうのか』ははっきりしており、『隠れた軍事費(fèi)』などという問題は存在しない」とも述べている。（翻訳?編集/山中）