2020年5月23日、環(huán)球時報は、アジアタイムズの記事を引用し、メード?イン?ベトナムはメード?イン?チャイナに取って代わることはできないとする記事を掲載した。

記事は、近年多くのグローバル企業(yè)が一部のサプライチェーンを中國からベトナムへと移転していると紹介?！弗佶去圣啶厦字匈Q(mào)易戦爭で繁栄し始めたアジアの経済體の1つ」だという。米國は中國に高い関稅を課しているため多くの製造業(yè)が中國を出ざるを得なくなったためで、「ベトナムは労働コストが低く、比較的整った基礎設備がある」と指摘した。

しかし記事は、「メード?イン?ベトナムがすぐにでもメード?イン?チャイナに取って代わることはなく、永遠にないだろう」と主張。なぜなら、中國とベトナムとではその「総量」が異なるからだという。例えば、18年の中國のGDP（國內(nèi)総生産）はベトナムの55倍であり、中國の15の省や市のGDPはベトナムより高かったと指摘した。このほか、中國には8億人の製造業(yè)従事者がいるのに対し、ベトナムは5500萬人にすぎないことも伝えた。

このほか、技術(shù)面でもベトナムは中國に及ばないと指摘。上海港が取り扱えるコンテナ量は年間4000萬TEUだが、ホーチミンにあるベトナム最大の港では処理能力が年間615萬TEUだという。さらに電力の面でもベトナムはすでに需要を満たすのが難しくなっており、企業(yè)や一般家庭に節(jié)電を呼び掛けている狀況だと伝えた。

また、市場規(guī)模の違いもあると記事は分析?！钢袊螄鴥?nèi)市場は急速に成長しているが、これは海外の投資者からすると中國で生産した製品を輸出しなくても巨額の利益を得ることができることを意味している」と指摘した。この點、ベトナムは1人當たりのGDPも低くて貧しいため、楽観できないという。

他にも、ベトナムは対米貿(mào)易黒字が巨額であることも問題だと記事は分析。このため米中貿(mào)易戦爭が最も激しい最中でも、ベトナムは米國から対米貿(mào)易黒字について非難されていたと伝えた。べトナム國家統(tǒng)計局によると、19年の対米貿(mào)易黒字は18年の349億ドル（約3兆7500億円）から470億ドル（約5兆円）に増加しており、米國が本當にサプライチェーンを中國からベトナムへ移すなら、ベトナムの対米貿(mào)易黒字は間違いなくさらに増加することになると記事は指摘した。（翻訳?編集/山中）