香港英字紙サウスチャイナ?モーニング?ポストは20日、「米ニューヨーク州のアジア系米國人は失業(yè)の打撃を大きく受け、人種差別問題が提起されている」とする記事を配信した。

中國國営新華社通信系の參考消息（電子版）が23日、その內(nèi)容を要約して、次のように伝えている。

米國內(nèi)の新型コロナウイルス感染癥の震源地となっているニューヨーク州では、アジア系米國人が失業(yè)の打撃を大きく受けており、コロナウイルスの感染爆発中に人種差別的な偏見が発生する可能性があるという問題が提起されている。

ニューヨーク州労働局によると、5月9日までの6週間で、中國系、インド系、ベトナム系など19萬5000人を超えるアジア系米國人が、州に新たに失業(yè)保険申請を行った。これは、昨年同期（3500人）の約56倍であり、増加幅は、他の人種グループと比較して最も大きい。

米労働統(tǒng)計(jì)局の元局長で、現(xiàn)在はコーネル大學(xué)産業(yè)労働関係學(xué)部で教えるエコノミストのエリカ?グロシェン氏は、「この危機(jī)が異なるのは、レジャーやサービス、小売などの業(yè)界で働く人に大きな打撃を與えていることだ」とし、「これらの業(yè)界は、學(xué)歴の高くない人を雇用している。ニューヨーク市は最近、アジア系移民の割合が非常に集中していて、大學(xué)の學(xué)位を持たずにそうした業(yè)界で働いている人の割合は全國平均に比べて高い」と指摘する。

米國では、失業(yè)保険の新規(guī)申請件數(shù)が5月9日までの8週間で3600萬件を突破し、4月の失業(yè)率は14．7％と悪化した。

アジア系米國人がニューヨーク州の労働力に占める割合は約9％にすぎないが、失業(yè)保険申請件數(shù)は州全體の12．4％に上る。1年前、このグループの申請件數(shù)は州全體の3．7％にすぎなかった。

この割合は、他のマイノリティーグループに比べ高い。州の人口の約18％を占めるアフリカ系米國人の失業(yè)保険申請件數(shù)は州全體の13．5％で、州の人口の19％を占めるヒスパニック系またはラテン系労働者の失業(yè)保険申請件數(shù)は州全體の15．7％だ。

特定の民族グループにおける失業(yè)保険申請件數(shù)の増加により浮かぶ疑問は、このグループの失業(yè)者數(shù)は、経済ではなく人種差別に起因するのではないかということだ。（翻訳?編集/柳川）