2020年10月5日、米華字メディア?多維新聞は、中國(guó)を相手にした「新冷戦」構(gòu)想は米國(guó)にとって最大の戦略ミスになるとする、上海社會(huì)科學(xué)院中國(guó)學(xué)研究所の王震（ワン?ジェン）研究員による文章を掲載した。

文章は、米國(guó)の一部社會(huì)エリートと政治リーダーが依然として冷戦思考を持ち、中國(guó)を相手にした新たな冷戦を仕掛けようとしているとしたうえで「もし新冷戦を発動(dòng)すれば、米國(guó)は第2次世界大戦以降で最?lèi)櫎螒槁缘磨撺工蚍袱工长趣摔胜毪猡筏欷胜ぁ工日摛袱俊?/p>

その理由としてまず、現(xiàn)在の中國(guó)がかつてのソ連とは異なることに言及。中國(guó)は「特色ある社會(huì)主義制度」を堅(jiān)持しつつもその制度を他國(guó)に輸出するようなことはしていないうえ、「西側(cè)諸國(guó)が認(rèn)めるか否かは別として、市場(chǎng)経済の発展において中國(guó)は非常に重要な役割を果たしている」とした。また、中國(guó)は米國(guó)との國(guó)交樹(shù)立以降、対外戦略的に自らを「反米」と位置付けたことは一度もないと伝えている。

次に、現(xiàn)在の世界情勢(shì)も第2次世界大戦終戦直後の狀況とはまるで違うと主張。今は科學(xué)技術(shù)の発展、経済のグローバル化により、世界は互いに依存しあう「地球村」になっており、もはや単獨(dú)でグローバルな流れの中で人類(lèi)が直面する問(wèn)題に立ち向かうことができる國(guó)など存在しないのだとした。

さらに、情報(bào)化時(shí)代の現(xiàn)代において、イデオロギーの対立によって陣営を構(gòu)築するやり方はもはや通用しないと伝え、米國(guó)が戦後に築いてきた道義的な優(yōu)位性、ソフトパワーの強(qiáng)みは徐々に弱體化し、さらには新型コロナウイルスの感染抑制に失敗した中で「米國(guó)の一部エリートも、自國(guó)の社會(huì)や政治體制に存在する問(wèn)題について省み始めている」との見(jiàn)方を示した。

文章は「一部の米國(guó)人がどんなに中國(guó)共産黨をおとしめようとしても、どんなにイデオロギー上で中國(guó)を攻撃しようとも、中國(guó)共産黨が數(shù)億の民衆(zhòng)をリードして貧困を解消し、新型コロナの感染抑止に成功した事実を消し去ることはできないのだ」と主張している。（翻訳?編集/川尻）