2020年5月23日、環(huán)球時報(bào)によると、米誌フォーチュンは「中國経済はV字回復(fù)の初期段階にある」との経済専門家の見方を伝えた。

フォーチュンの記事は、1～4月の新型コロナウイルスの感染拡大を基本的に抑え込むことに成功した中國では、中國経済の回復(fù)の「形狀」が論爭の的となってきたと紹介。「経済學(xué)者らは、大きく落ち込んでから急速に回復(fù)するV字回復(fù)との見方をしていたが、中國での都市封鎖が続くにつれて徐々に回復(fù)する『U字型』になる可能性が大きいと言われるようになってきた」とした。

また、記事は「『ナイキ型』で回復(fù)するとの見方もある」と紹介。これはナイキのロゴマークのようにゆっくりと回復(fù)していくという予想だ。さらには第2波が発生する可能性があるため「W字」回復(fù)という予想もあると伝えた。

記事によると、こうした予想を受けて、経済學(xué)者のAndy Rothman氏はフォーチュンのインタビューに「新型コロナ後の（中國経済の）回復(fù)は相當(dāng)なものになるだろう。中國経済はまだ正常には戻ってはおらず、今年中に完全に戻ることはないだろうが、現(xiàn)在、V字回復(fù)の初期段階にある」との見方を示したという。

さらに、「中國の消費(fèi)者は戻ってきており、中國は相當(dāng)に広範(fàn)囲な消費(fèi)回復(fù)に向かって進(jìn)んでいる。世界の他の地域と比べると、中國は最も良い消費(fèi)市場だ。住宅や自動車などの高価値商品の販売の売れ行きが好調(diào)なことは、中國人消費(fèi)者が十分な現(xiàn)金を持っているだけでなく、將來に対して自信にあふれていることを示している」と語ったという。（翻訳?編集/山中）