中國とインドの対立が深まる中、インドが「技術(shù)的な理由」で中國企業(yè)の高速列車プロジェクトの入札參加資格を取り消した。中國共産黨機関紙?人民日報系の環(huán)球時報は24日付の記事で「（インドは）頭を絞って中國企業(yè)を排除している」と皮肉った。

インド?タイムズが23日に報じたところによると、インド鉄道は高速列車44両の生産プロジェクトをめぐり、中國中車集団永済電機有限公司と現(xiàn)地企業(yè)の入札參加資格を「技術(shù)的な理由」で取り消した。総入札額はおよそ180億ルピー（約252億円）。この入札に殘っているのはインド企業(yè)2社となった。

環(huán)球時報は、「この入札から中國企業(yè)を排除するため、インドの鉄道部門は知恵を絞っている」と主張した。ザ?ヒンドゥーなどの報道を基に、「インド鉄道は今年8月、この入札を中止して新たな入札を提案すると発表した」と紹介したうえで、消息筋が「鉄道部門は純粋な國內(nèi)企業(yè)による入札の確保を急いでいる。中國企業(yè)を含む連合體が（入札で）リードしていると感じれば中止するだろう」と述べたことを伝えた。

また、「今年4月以降、特に6月に中印國境で雙方が対峙してから、中國の対インド直接投資はインドの関連部門の厳格な審査を受けるようなった」と指摘。インド?タイムズの報道によると、インド政府は今年、中國から少なくとも120件以上の直接投資の申請を受けており、その総額は約1200億ルピー（約1663億円）に達している。インド政府はこれらの申請を?qū)彇摔工雽熼T委員會を設(shè)置したのだが、報道によると、「中國からの投資の多くが既存のプロジェクトへの追加投資であり、中國企業(yè)もルールに則って申請しているものの、これらの多くが承認されていない狀態(tài)」だという。

記事は一方で、「中印國境での対峙はなおも続いている」とし、インド陸軍司令官が23日に中印両軍が対峙する最前線地域を訪問し、兵士らを激勵したことを伝えている。（翻訳?編集/北田）