2020年7月26日、米華字メディア?多維新聞は、米國(guó)立アレルギー感染癥研究所（NIAID）のアンソニー?ファウチ所長(zhǎng)が新型コロナウイルスを製造したとする番組が放送延期になったと報(bào)じた。

記事は、米CNNの25日付報(bào)道として、米最大のテレビグループであるシンクレア?ブロードキャスト?グループ傘下の地方テレビ局が今週末に放送を予定していた、新型コロナの陰謀論を紹介する番組について、同グループが放送延期を発表したと伝えた。

予定されていた番組の內(nèi)容は、反ワクチン派の陰謀論者として知られる科學(xué)者のジュディー?ミコヴィッツ氏が「この10年でファウチ氏が新型コロナウイルスを作り、中國(guó)の武漢にまで運(yùn)んだ」と語り、司會(huì)者もこれを「有力な主張」として何ら疑うことなく話を進(jìn)めていくというものだという。

記事はミコヴィッツ氏について「陰謀論動(dòng)畫『Plamdemic』の主役であり、動(dòng)畫の中で根拠のないさまざまな主張をしてきた。例えば、新型コロナウイルスは実験室で製造された、マスクをすると病気になる、新型コロナによる死者は報(bào)告されているほど多くない、などだ」と説明した。

その上で、「米國(guó)內(nèi)で新型コロナの感染者がすでに400萬人を超える中、感染癥の権威であるファウチ氏の提案は政府から受け入れられないだけでなく、ファウチ氏自身も多くの非難を浴びている」と紹介。先日も公の場(chǎng)でマスクをしていないファウチ氏の寫真が公開されて非難を浴び、ファウチ氏がメディアに対して「水を飲もうとマスクを外しただけだ」と釈明したことを伝えている。（翻訳?編集/川尻）