全人代代表、広西チワン族自治區(qū)梧州市婦幼保健院副院長の甘楚林氏（寫真提供：甘楚林氏）

　北京で開催中の第13期全國人民代表大會（全人代）第3回會議に出席している全人代代表、広西チワン族自治區(qū)梧州市婦幼保健院（産婦人科専門病院）副院長の甘楚林氏は24日、CRI記者のインタビューに応じ、「今回の新型コロナウイルス感染癥への対応を機に、我が國の公衆(zhòng)衛(wèi)生システムの緊急対応能力を高めなければならない。特に末端醫(yī)療機関の感染癥予防?抑制を含む総合能力を強化する必要がある」との考えを示しました。

　甘氏は以前、同市の感染癥専門病院で働き、2018年に現(xiàn)在の病院に転職してからは感染癥予防?抑制の指導(dǎo)に當(dāng)たっています。28年にわたって感染癥対応の現(xiàn)場を経験してきた甘氏は、「感染癥の予防と抑制の中でも、『予防』が足りない病院がまだ多い。発熱外來の診察室の整備や醫(yī)療物資の準(zhǔn)備など、改善を要する點がある」と指摘しました。

　また、妊産婦や乳幼児へのサポートについて、甘氏は「女性の妊娠期から産前、出産、産後のケア、それに新生児のケアなど命が生まれる全過程をサポートする必要がある。政府が妊産婦?乳幼児支援システムの整備をさらに強化していくよう期待している。私自身としては、これに関する調(diào)査研究を進め、アドバイスをしていきたい」と述べました。（取材：斉鵬）