新中國(guó)初の民法典草案が第13期全國(guó)人民代表大會(huì)第3回會(huì)議で審議入りしました。全人代代表と法律の専門家は、「民法典草案は中國(guó)の特色を持つ社會(huì)主義法律制度の成果と制度面の自信を十分に物語(yǔ)っている。このほか、民法典草案は中國(guó)の特色を持つ社會(huì)主義事業(yè)の弛まぬ発展を促進(jìn)し、人類法治文明の発展と進(jìn)歩に中國(guó)の知恵をもたらす」と見(jiàn)ています。

　民法は社會(huì)と経済生活の様々な側(cè)面に及んでいます。中國(guó)で初めて「法典」の名がつけられた法律として、「中華人民共和國(guó)民法典草案」は計(jì)7編1260條あり、総則編、物権編、契約編、人格権編、婚姻?家庭編、相続編、権利侵害責(zé)任編、附則編に分けられ、中國(guó)の法典編纂と立法の記録を明確にしました。全人代の代表で、北京市弁護(hù)士協(xié)會(huì)の高子程會(huì)長(zhǎng)は、「民事法律制度は中國(guó)の特色を持つ社會(huì)主義法律體系の重要な一部である。民法典草案は社會(huì)主義の基本的な経済制度、社會(huì)主義の中心的な価値観、中國(guó)の伝統(tǒng)的な論理、道徳などの內(nèi)容が含まれ、鮮明な中國(guó)の特色を持っている」と説明しました。

　北京理工大學(xué)法學(xué)院民法典研究センターの孟強(qiáng)主任は、「中國(guó)の特色を持つ社會(huì)主義法治の根本的な目的は人民の権益を確保することである。民法典草案の編纂は総則編から権利侵害責(zé)任編まで、民事主體の確立から民事主體の権利保護(hù)まで、すべてが民事権利をめぐって行われたものだ」との見(jiàn)解を示しました。

　諸外國(guó)の民法典とは異なり、中國(guó)の民法典草案には人格権が獨(dú)立的に構(gòu)成されています。草案には権利侵害責(zé)任編があり、人格権の保護(hù)をこれまでになかった高い程度にまで引き上げました。中國(guó)人民大學(xué)法學(xué)院の王軼院長(zhǎng)は、「人格権編と権利侵害責(zé)任編が獨(dú)立的に構(gòu)成されていることは世界の民事立法史上において畫期的な意義を持っている」と見(jiàn)ています。

　人類文明史を振り返って見(jiàn)ると、法典の編纂は重要な意義を持つ法治構(gòu)築であり、一つの國(guó)家、一つの民族が繁栄に向かうシンボルだといえます。

　王院長(zhǎng)は、「2020年は人類文明が工業(yè)文明から情報(bào)文明へと進(jìn)むモデルチェンジの期間にある。人類?法律文明分野の最先端に立って、民法典を編纂することは人類がともに直面している問(wèn)題の解決に行った中國(guó)の模索であり、人類文明の発展に払った中國(guó)の貢獻(xiàn)である」と示しました。（提供/CRI）