神戸大學の研究グループが涙で乳がんを早期発見する技術を開発したと発表したことが、中國のネット上でも話題になっている。

報道によると、開発されたのは「TearExo（ティアエクソ）法」という技術で、がん細胞から分泌される「エクソソーム」を涙の中から検出するもの。ろ紙にしみこませた涙を精密機器で自動測定し、10～20分程度で結果が判明するという。研究グループは2021年度の実用化を目指すとしている。

中國メディアの海外網(wǎng)などが「日本が乳がん発見の新技術を開発」と題してこれを伝えると、中國のネットユーザーからは「本當に実用的だ」「涙で検査できるなんて、すごく便利」「これはすごい！乳がんは今や発癥率の高い病気だから」「人類にとっての福音（良い知らせ）だ」「中國ではいつ導入されるのか」など、絶賛したり期待を示したりする聲が相次いだ。

また、「日本はこういう部分では本當にすごいと言わざるを得ない」「日本の創(chuàng)造力、開発力は確かにすごい。中國人も頑張れ」「この前は、血液一滴でがんを検出できるっていうニュースがあった」など、日本の技術力を稱える聲も散見された。（翻訳?編集/北田）