2020年5月27日、豪メディアのオーストラリア放送協(xié)會(huì)（ABC）は、「武漢はどのように1日で150萬(wàn)人のPCR検査を?qū)g施したのか？」という記事で、武漢市が現(xiàn)在実施している「10日間で全武漢市民にPCR検査」の政策を紹介した。

記事によると、ロックダウン解除から約1カ月後の5月9日に、市內(nèi)の集合住宅でクラスターが発生したり、「発熱外來(lái)」を訪(fǎng)れる人も増加するなど、新型コロナウイルスの第二波の到來(lái)が懸念される武漢市では、「10日間で武漢市全員のPCR検査を?qū)g施する」政策を、5月14日から開(kāi)始した。

具體的には、市內(nèi)に231の検體採(cǎi)取ステーションを設(shè)置し、建築現(xiàn)場(chǎng)や市場(chǎng)などでまだ検査を受けていない人を探し、ステーションで検體を採(cǎi)取。高齢者や検體採(cǎi)取ステーションまで外出することに心理的な抵抗がある人は、當(dāng)局の職員が直接訪(fǎng)問(wèn)し採(cǎi)取した。

武漢市衛(wèi)生健康委員會(huì)によると、採(cǎi)取した検體は、最大10人分までを混ぜ合わせてPCR検査を?qū)g施し、陽(yáng)性が出たら改めて1人分ずつ再検査を行う「ブレンドテスト方式」を採(cǎi)用。検査結(jié)果は検體採(cǎi)取から3日後にウィーチャットなどのプラットフォームにより本人へ通知される。この方法により、武漢市は5月14日から23日までに、約660萬(wàn)人の市民にPCR検査を?qū)g施し、「無(wú)癥狀病原體保有者」を189例発見(jiàn)。21日だけで147萬(wàn)人の検査を?qū)g施できたという。この検査のために、武漢市は約10億元（約150億円）の予算を計(jì)上した。

世界保健機(jī)関（WHO）のCOVID-19専門(mén)家諮問(wèn)委員會(huì)のメンバーである、豪ニュー?サウス?ウェールズ大學(xué)のメアリールイーズ?マクローズ（Marylouise McLaws）教授は、「この検査が成功すれば、全武漢市民という膨大なデータベースを得ることができ、すでに抗體を持つ人を識(shí)別することができるようになる」「武漢はウイルスコントロールの面で、マイルストーンともいうべき実績(jī)を得ている。全市民の検體採(cǎi)取やPCR検査は、公園で散歩でもするくらいの気軽さで達(dá)成するだろう」と述べたという。（翻訳?編集/原邦之）