2013年12月24日、香港のジョン?ウー（呉宇森）監(jiān)督が最新作「THE CROSSING」（中國(guó)語タイトル：太平輪）について、キャスティング秘話などを語った。NOWnewsが伝えた。

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「レッドクリフ」などで知られるジョン?ウー（呉宇森）監(jiān)督の最新作「THE CROSSING」は現(xiàn)在、ロケ地を上海から臺(tái)灣へ移し、撮影が続けられている。1949年1月に発生した“中國(guó)版タイタニック”こと客船?太平輪號(hào)の沈沒事故を描くもの。ジョン?ウー監(jiān)督によると、同作は悲劇をメーンに描いたラブロマンスで、自身がずっと撮りたかったジャンルだという。ラブロマンスへのこだわりについて、壯大な愛を描くロシアの大河小説「ドクトル?ジバゴ」が大好きなことを挙げている。

キャストについては、中國(guó)から女優(yōu)チャン?ツィイー（章子怡）や俳優(yōu)ホアン?シャオミン（黃暁明）、臺(tái)灣から金城武、韓國(guó)から女優(yōu)ソン?ヘギョ、日本から長(zhǎng)澤まさみと黒木瞳など、各國(guó)の人気スターが顔をそろえる。ウー監(jiān)督によると今回の奇跡的なキャスティングは、一部は自ら直訴してきたとのこと。特にチャン?ツィイーは、3年間もアプローチし続けていたという。國(guó)際的女優(yōu)が「出演できるなら役は選ばない」とまで訴えたというが、ツィイーが演じるのは富豪令嬢や上流階級(jí)出身ではなく、一般庶民の女性。ウー監(jiān)督は「見てもらえば絶対に涙が出る」と、ツィイーの演技に自信をのぞかせている。

ソン?ヘギョについては腳本の構(gòu)想を練っていた3年前から、すでに出演が決まっていた。金城武も腳本を見て、出演を即決した一人。日本軍の臺(tái)灣人醫(yī)師を演じる金城だが、同作では珍しく全編を臺(tái)灣語で演じるという。大物スターが集結(jié)した現(xiàn)場(chǎng)について、ウー監(jiān)督は「報(bào)道で言われる不仲は一切ない。みんな非常に謙虛で、いいムードを作り上げている」と語っている。（翻訳?編集/Mathilda）