2013年12月25日、今年上半期、中國(guó)では數(shù)々の抗日映畫?ドラマがその荒唐無(wú)稽さで話題になった。代表作に「利箭行動(dòng)」があり、主人公が崖から飛び降り、バタフライナイフを使って、機(jī)関銃で掃殺する舊日本軍の兵士を秒殺する姿が、ネットユーザーらの間で「まるで、中國(guó)拳法の絶技『凌波微歩（りょうはびほ）』と古龍の武俠小説　『小李飛刀』を合わせたみたい」と話題になった。また、「向著勝利前進(jìn)」では、主演の人気俳優(yōu)、ニッキー?ウー（呉奇?。─播辚椴筷?duì)に參加し、舊日本軍の兵士を次々に殺す様子が描かれ、史実を全く無(wú)視した?jī)?nèi)容が話題となった2012年の抗日ドラマ「向著砲火前進(jìn)（主演は同じくニッキー?ウー）」よりも、さらにグレードアップしていると話題になった。京華時(shí)報(bào)が報(bào)じた。

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しかし、こうした荒唐無(wú)稽な抗日ドラマには、批判の聲も多く上がっていた。そのため、中國(guó)國(guó)家新聞出版広播電影電視（ラジオ?映畫?テレビ）総局は5月、既にゴールデンタイムでの放送が決まっている抗日ドラマを再度慎重に審査し、過(guò)度に娯楽化された抗日ドラマは修正を行い、修正できないなら放送を停止するようにとの通知を出し、抗日ドラマの氾濫に待ったをかけた。

▼かわってホームドラマが人気に

同総局が同対策に乗り出したことを背景に、下半期はホームドラマが話題になった。うち、人気を集めたドラマには若者たちが子供を養(yǎng)うことをテーマにした「小児難養(yǎng)」や人気俳優(yōu)、ウェン?チャン（文章）が監(jiān)督、主演を務(wù)めた「小●●（●＝父の下に巴）」などがある。また、戀愛ドラマ系の「天真遇上現(xiàn)実」や「因?yàn)閻矍橛卸嗝馈工胜嗓狻?013年度の高視聴率トップ10に入った。11月から始まった、人気女優(yōu)、ガオ?ユエンユエン（高圓圓）とホアン?ハイボー（黃海波）主演の「［口自］們結(jié)婚［口巴］」もロマンチックで、涙を誘う人気ドラマだ。2人が演じる30過(guò)ぎ獨(dú)身男女の戀愛は、中國(guó)で結(jié)婚適齢期を過(guò)ぎても結(jié)婚できず「売れ殘り」と呼ばれている男女に、本當(dāng)の「愛の姿」を伝え、ハッピーエンドの結(jié)末が見る人の喜びを倍増させた。同ドラマも高視聴率を記録し、上半期に大ヒットした「百萬(wàn)新娘之愛無(wú)悔」に次ぐ2位（視聴率調(diào)査會(huì)社調(diào)べ）となっている。

▼來(lái)年の注目は人気女優(yōu)が出演する歴史ドラマか

今年の歴史映畫?ドラマの「趙氏孤児案」や「楚漢伝奇」、「精忠岳飛」などは、視聴率が低迷した一方、「後宮の涙（原題：陸貞伝奇）」や「天天有喜」などは人気女優(yōu)、チャオ?リーイン（趙麗穎）などが伝統(tǒng)的な衣裝に身を包む姿が話題となるなど、高視聴率トップ10に入っている。

映畫評(píng)論家の李星文（リー?シンウェン）氏は、「2013年、歴史ドラマ數(shù)作品の人気が低迷したことで、同類のドラマを制作することを避ける傾向になってしまうだろう」と予測(cè)。それでも、「來(lái)年も人気女優(yōu)が伝統(tǒng)的な衣裝で身を飾る歴史ドラマ『神雕俠侶』、『鹿鼎記』、『雲(yún)中歌』などが放送される。これらが來(lái)年の人気テレビドラマになるだろう」との見方を示している。（提供/人民網(wǎng)日本語(yǔ)版?翻訳/KM?編集/武藤）