韓國軍のずさんな海上警戒に不安の聲、密入國ボートに2日気づかず

Record China    2020年5月30日(土) 15時20分

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28日、韓國?聯(lián)合ニュースは「密入國した中國製ボートに韓國軍が2日間気づかずにいた」とし、「ずさんな海上警戒に住民の不安が高まっている」と伝えた。寫真は泰安の海沿い。

2020年5月28日、韓國?聯(lián)合ニュースは「密入國した中國製ボートに韓國軍が2日間気づかずにいた」とし、「ずさんな海上警戒に住民の不安が高まっている」と伝えた。

韓國の忠清南道(チュンチョンナムド)泰安(テアン)海洋警察署と軍當局が明らかにしたところによると、今月23日午前11時ごろ、中國人が密入國したと思われる1.5トン級のレジャー用モーターボート1隻が発見された。この船に乗っていた密入國容疑者8人は20日午後に中國山東省威海を出発し、21日に韓國の泰安沖に到著したことが分かっているという。

記事は「密入國者が海を渡ってきた20~21日にかけて、海上は波の高さが0.5~1メートルと穏やかで、遭難船を疑うのは難しい狀況だった」としている。また、通常は密入國者関連の捜査は海洋警察が擔當しているが、海岸線や海洋警戒任務(wù)は軍が擔っており、「警戒がずさんだったとの指摘は避けられない」と指摘している。さらに、2日間も放置されていた船舶を発見して通報したのは地元住民だったという。

軍は當該海域と地域に対する警戒作戦については具體的に公開していないが、內(nèi)部調(diào)査に著手したものとみられている。

これを受け、韓國のネット上では「軍隊の最も基本的な責務(wù)は警戒」「海軍出身としては、今の海軍が恥ずかしい」など軍の責任を問う聲が上がっている。

また「現(xiàn)政権になってから、軍人らはただの集団生活する民間人になってきてる」「政権が代わってからどんどん不安が募っている。北朝鮮の顔色をうかがってばかりで安保が心配」など不安の聲も寄せられ、中には「(警戒が)破られたというより、自ら開けてあげたんじゃなくて?」と皮肉たっぷりなコメントも。

その他「ゴムボートじゃレーダーでも見つけられない。海洋警察の規(guī)模を増やして監(jiān)視して」「小型のゴムボートはレーダーじゃ発見できない。細かく監(jiān)視するには、全國の海岸に監(jiān)視塔を建てて人の目で見つけるしかない。前政権時代の海洋警察庁をなぜ解體したの?」との聲や、「心配なのは、コロナに感染してて感染が広まること」と新型コロナ感染を懸念する聲も出ている。(翻訳?編集/松村)

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