カラオケ、著作権使用料の徴収を開始―遼寧省

2007年5月19日より、遼寧省ではカラオケの著作権使用料の徴収が始まった。1部屋につき1日あたり12元（約180円）を徴収する。この額は國家版権局が定める徴収基準(zhǔn)の上限にあわせたものだが、決定まで半年近くもめにもめ、このほどようやく結(jié)論が出された。

徴収には2か月の暫定期間を設(shè)け、1年分の使用料を一括先払いすると申請したカラオケ店オーナーには1部屋あたり8元（約120円）の優(yōu)遇措置を取る。すでに瀋陽市內(nèi)では4軒の申請があったという。

瀋陽市內(nèi)だけでもカラオケ店が900軒近くあるといわれ、版権管理當(dāng)局と経営者側(cè)で長らく折衝が続けられてきた。同省では庶民の消費(fèi)動向や娯楽単価などを考慮し、最終的な金額を決定した。表向き、この額は直接消費(fèi)者から徴収してはならないとしているが、カラオケ料金の実質(zhì)値上げは容認(rèn)するとみられている。

すでに実施されている他地域の一括優(yōu)遇料金は、北京?西安が同じ8元（約120円）、広州は最も高く10．5元（約158円）となっている。（翻訳編集?WF）