2020年5月28日、韓國?聯(lián)合ニュースなどによると、同國政府は、首都圏において公共施設(shè)を一時的に閉鎖するなど、防疫を大幅に強化する。ソウル近郊の富川（プチョン）市にある物流センターを中心に、新型コロナウイルスの感染が急速に広がっていることを受けた措置という。同國では、ソウルの繁華街、梨泰院（イテウォン）のナイトクラブで集団感染が発生して以降、感染者數(shù)が増加傾向にある。

樸凌厚（パク?ヌンフ）保健福祉部長官は、同日の記者會見で「今後1～2週間が首都圏の感染拡大を防ぐために重要なヤマ場となるだろう」とし、「6月14日までの約2週間、首都圏で防疫管理を強化することにした」と述べた。

同國政府は、美術(shù)館や博物館、公園など、首都圏にある全ての公共施設(shè)を閉鎖するほか、首都圏で行われる政府や地方自治體、公共機関が主催の行事も中止や延期の措置を取る。また、遊興施設(shè)に対しては営業(yè)の自粛を呼び掛ける。

これに、韓國のネットユーザーからは、「もうコロナにはうんざりだ」「収束したと思っていたのに、どうしてこんなことに…」などと、再び感染が拡大していることを嘆く聲が上がっている。

また、「政府は、（同國の新型コロナ対応が）世界の模範(fàn)になっていると自畫自賛していたけれど、結(jié)局、防疫は失敗したということでは？」「対応がいつも1歩遅いんだよな」「公共施設(shè)の運営を停止しただけで、感染は止められる？」「本當(dāng)に危険な場所は、公共施設(shè)ではないのでは？」などと、政府の対応に疑問や批判の聲も。

その他、20日から順次始まっている登校開始は予定通り進める予定であることから、「學(xué)校も公共施設(shè)ではないのか？」「登校を中斷せよ」「子どもたちが感染したら大変だ」「生徒の安全を優(yōu)先すべき」などといったコメントも寄せられている。（翻訳?編集/関）