2020年5月31日、臺灣メディア?ETtodayは、中國本土でマスク用不織布の価格が暴落したと報じた。

記事は、中國本土メディアの報道を引用して中國におけるマスク用不織布価格の狀況について紹介。まず「証券時報」の報道として、新型コロナウイルスの感染拡大の勢いが弱まりつつある中で、一般のマスク用不織布価格が1トン當(dāng)たり45萬人民元（約680萬円）から2000元（約3萬円）にまで急落し、高級不織布もわずか6日間で65萬元（約980萬円）から40萬元（約600萬円）にまで下落したと伝えた。

記事によると、不織布の需要がピークだった時期に商機(jī)とみて友人とともに不織布製造機(jī)を6臺購入したという江蘇省揚(yáng)中市のホテル経営者の女性は「最初は1トン35萬元（約530萬円）で売れた。その後、20萬元（約300萬円）まで値が下がったが、4月初めに武漢の封鎖が解除されると再び高騰して、40萬元（約400萬円）になった」と語る一方で、「4月15日に同市當(dāng)局が市內(nèi)の不織布生産を一斉停止する命令を下したので、機(jī)械を15萬元（約230萬円）で売ってホテル経営に専念した」と話したという。女性によれば、不織布製造機(jī)は今や1萬元（約15萬円）でも買い手がつかない「ごみ同然」の狀態(tài)だという。

また、同市でやはり不織布生産に乗り出した男性は、200萬元（約3000萬円）を投じながら質(zhì)の悪い中古の製造機(jī)しか手に入れられず、品質(zhì)管理が厳しくなる中で「合格品」の不織布が作れなかったと紹介?！负韦趣垽啶膜摔扦毪椁い未铯?、1トン當(dāng)たり1萬元でしか売れなかった。損をした」と嘆いているそうだ。

記事は、中國メディア?21世紀(jì)経済報道が伝えた內(nèi)容として、「不織布バブルに手を出して利益を出した人はわずか10％で、90％の人は損をした。100萬元（約1500萬円）の大損をした人もいる」という業(yè)界関係者の話を紹介している。（翻訳?編集/川尻）