米國政府の世界保健機(jī)関（WHO）「脫退」の決定に対して、外交部の趙立堅(jiān)報(bào)道官は6月1日、北京での記者會見で「ここ最近、米國は契約不履行や脫退の行動に熱中し、國際社會から非難を浴びている」と述べました。そのうえで「米國はここ最近、國連教育科學(xué)文化機(jī)関（UNESCO）をはじめ、國連人権理事會などの國際組織を脫退し続けていて、気候変動『パリ協(xié)定』、『イラン核問題全面協(xié)議』、『中距離核戦力全廃條約』、『オープンスカイ協(xié)定』などを脫退している。このような行動は一國主義と強(qiáng)権政治の本音を再び露呈している」と示しました。

　また、趙報(bào)道官は「WHOは194の主権國家から構(gòu)成された國際組織として、一國のために務(wù)めるわけでもなく、拠出金を多く出す國の意志に屈するわけでもない。感染の狀況下におけるWHOに対するあらゆる制圧と踏みつけは生命を無視する行為である。人道主義への挑戦、世界的な感染癥対策協(xié)力を壊す行為は國際社會に受け入れられない」と述べました。

　さらに、趙報(bào)道官は「中國は引続き責(zé)任を負(fù)う大國としての役割を果たし、WHOが世界的な感染癥対策協(xié)力の中で果したリーダーシップの役割を支持していく」と述べました。（提供/CRI）