Record China 2014年1月2日(木) 20時50分
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日本でも中國でも「學校」という言葉は変わりませんし、同年代の若者が集まって勉強をする場所という基本的な部分は同じかと思います。寫真は上海の小學生。
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日本でも中國でも「學?!工趣いρ匀~は変わりませんし、同年代の若者が集まって勉強をする場所という基本的な部分は同じかと思いますが、「學校生活」といった面から見ると、習慣や內(nèi)容に結(jié)構(gòu)な違いがあったり、感覚的に理解し難い部分もあったりするようです。
【その他の寫真】
先日、中國のソッチ系のサイトを巡回していた時に「日本の學生の使うカバン」に関するやり取りを見かけましたので、今回はその辺についてを例によって私のイイカゲンな訳で紹介させていただきます。
■中國人オタクの疑問
日本の學生の裝備にはイロイロと不思議なモノを感じるが、最近彼らが通學に使うカバンに関して気になってしょうがない。日本の中高生はなぜ手提げのカバンなのだろうか?背負った方が楽なのでは?
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疑問に同意。あれって容量足りないあるいは重さ的にかなり厳しいことになっているように思えるわ。まぁ、最近自分はあの手提げだか抱えるだかのカバンに萌えを感じるようになってきたが……
アニメの中のキャラが勉強しないからカバンが空ってのは理解できなくもないが、あのカバンって日本の學生が日常的に使うものだよね?そうなると不便じゃないのか、容量は足りるのかなどと疑問は出るよね。
日本の學生のカバンって基本的には革製のブリーフケースの一種だよね?あくまでアニメや漫畫での印象だけど。
日本の學生のカバンって、実はきっちりスタイルが固まっているんだよね。小學生は両肩に背負うしっかりとした四角いカバンで、中學生になると手提げのカバンあるいは肩掛けのものになる。
そういったスタイルってこれは日本の歴史と関係しているんじゃないだろうか?軍服から発展した日本の制服のスタイルのように。
私は個人や日本の學生社會の好みと言うか流行じゃないかと思う。アニメ見ていても、背負うタイプのカバン裝備のキャラだっているし。
私も具體的には想像できないが、日本の學生のカバンに関しては攜帯性を重視している、あるいは重視した方が快適に過ごせる學校環(huán)境なんでないの?ウチの國で重い本やプリントを運ぶのが重視されているのと違うんじゃないかと。
それは少數(shù)派じゃない?あと日本は學生の制服や持ち物に関してかなりきっちり規(guī)定していて、カバンも基本的には學校側(cè)の要求によるものだという話をどっかで聞いた覚えがあるんだけど。
それで間違いないよ。カバンは學校が規(guī)定している。最近は「推奨」という形になっていたり、制服以外の靴や何かも色とだいたいの形狀さえあっていればよかったりするそうだけどね。
そうなるといよいよ不思議だ。手で持って動くとか、できるのか?中國だと手提げだと持ち歩くのはかなりキツイぜ?
ウチの國では両手を空けて通學するのが好まれるけど、日本はそうではないとか?
宿題と練習プリントの量が、ウチの國と日本では段違いなんだろう。少なくともアニメや漫畫に出てくるような學校生活なら、あの程度で容量は十分だろうし、持ち運びも手提げで問題無いようには見える。
最近のアニメだと肩掛けのカバンのケースも増えているね。トートバッグみたいなのとかも。ただ背負いが基本のウチの國との違いはやはり大きい。どっちにしろ容量はそんなに無いだろうし、許容できる重量も小さめだろうけど。
やっぱあのカバンって、中身がそんなに入っていないんじゃないの?ウチの國でも參考書やプリントが多くなりすぎると、參考書とかは機に置きっぱなしにして持ち帰るのは基本的な教科書にプリント、ノートくらいになって全部學校に置いていくし。
ウチの國の學生の負擔で考えるからなんかおかしな話になっているような気もしてきた。あと、日本の學生はロッカーとかの個人スペースあるんじゃないの?そこに教科書や何かを置けばカバンで持ち歩く量は減るだろうし。
中國だと個人スペースある所は少ない。私の學校にはそんなの無かったし、學校に適當に置いておいたら紛失するからなぁ……無くなっても構(gòu)わない、あるいはみんな持っているからあえて盜むリスクが割に合わないようなモノでないと學校には置いておけない。
大學受験が近付くとみんな機の上が本の山になったりするけど、そういう時期以外は確かに持ち物は基本的に持ち帰りだな。
ロッカーとか荷物を置ける個人スペースとか、日本の學校全てに完備されているわけではないだろう。やはり日本は勉強がウチの國ほどキツくないからだという説の方が信じられる。
まぁ……ウチの國では手提げかばんだとキツイ、現(xiàn)実的ではないというのは確かかな。肩掛けでもまだ厳しい、本が多いので結(jié)局は背負うのがベターだ。
日本の手提げカバンは日本の環(huán)境に合わせたものなんだよ!普通に暮らしていても雨を防いだりできるし、癡漢やパンツも隠せる。そしてケンカする時だって攻防に使える!
日本留學中の知り合いによる情報を持ってきたぞ!あのカバンは學校規(guī)定のモノで、學生全員が統(tǒng)一されたものを使う。それと容量に関しては「別のカバンを使う」という、ある意味當然の手段が存在するそうだ!言われてみればそうだよな!部活動や學校の課外活動で荷物が増える時なんかは、そうやって対処しているということだ。この辺はアニメだと省略されているんだろうね。あと、カバンや制服などの値段はとても高いそうだ。
そういえば小學生の背負っているカバンとかはどうなんだろう?あれも學校規(guī)定のモノなのかな?小學校の場合は制服の無い學校も多いようだけど、カバンだけは統(tǒng)一されているようなんだが。
そういや、日本の小學生のカバンもほとんど同じだな……あれも特徴的な裝備だよね。
日本の小學生のは背負うカバンだけどアレはアレで特殊だよね。なんかかなり重そうだし。ただ可愛くて萌えるカバンだとは思う!
追加でまた聞いてきたぞ!小學生の特殊なカバンだが、あっちは日本の小學校の「習慣」によるものだそうだ。あれを使わないことも可能らしいけど、使わないと學校生活で周りからヘンな目で見られたりいじめの口実にされるという話だ。それと、あの小學生のカバンもかなり高い!日本円で數(shù)萬円はするそうだ。
小學生が背負うタイプのカバンってのは、やはり年齢的に手提げだと不安定になるからなのかね。ただ、容量的にはやはり少ないような気がする。
どっちにしろ、日本では登下校で持ち歩く荷物はウチの國よりも少なそうだね。こっちはネタじゃなくマジでカート式のカバンで登校する學生いるし……
とまぁ、こんな感じで。
■手提げカバンと自転車カゴの壊れやすさの意外な関係
やはり學校生活に関しては、自分の経験した學校生活と比較しての疑問が出てくる模様です。
中國の學生はリュックサックで登校する人が多いのですが、これに関しては明確な理由というのは無いようで、私が昔中國の學校に通っていた時に同級生から聞いた話では「リュックサックが便利で使い勝手が良い」「自転車通學ではリュックサックが安全で楽」「両手が空いていると便利」といったものが理由として出てきました(ちなみに、中國の自転車の前のカゴは壊れやすいので、教科書などが入った重い荷物を置くのは危ないです)。
それからあくまで私の経験ではありますが、荷物の量に関しては日本と中國の學校でそこまで差は無かったようには思います。確かに中國の學校は日本に比べて學習関係の本やプリントの量が多いとはいえ、中國の學校には日本のような部活はほぼ無いですし、體育の際の著替えというのも基本的に無い(ジャージが制服狀態(tài))ので、そういった荷物を考慮すると日本とあんまり変わらなかった覚えがあります。
それにしても、學校ネタに関しては中國とはちょっと違う日本の學校獨自の習慣に加えて、アニメや漫畫では描寫や説明が省略されている部分も少なくないですから、疑問に関してさらに混亂したりもするようでし、なかなかスッキリとはいかないのかもしれませんね。
とりあえず、こんなところで。例によってツッコミ&情報提供お待ちしております。
◆筆者プロフィール:百元籠羊(ひゃくげんかごひつじ)
90年代から中國現(xiàn)地校に通い、當時中國人の対日感情がどんどん悪化していく中で予想もしなかった「日本のアニメや漫畫、オタク文化が好き」な中國人達と遭遇。以後、オタクな中國人との交流が続いている。中國における日本のオタクコンテンツやいつの間にか広まっちゃった日本のオタク文化に対する反応、オタク分野の交流等についての情報を発信するブログを運営中。
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