中國(guó)共産黨機(jī)関紙、人民日?qǐng)?bào)系の環(huán)球時(shí)報(bào)（電子版）は3日、「中國(guó)海軍が西沙の砂浜で野菜栽培に成功した意義」と題した記事で、中國(guó)海軍が南シナ海の西沙（パラセル）諸島で野菜栽培に成功したことをめぐる香港英字紙サウスチャイナ?モーニング?ポストとマレーシア英字紙ニュー?ストレーツ?タイムズの報(bào)道を取り上げた。

それによると、サウスチャイナ?モーニング?ポスト（電子版）は2日、「南シナ海：この菜園は中國(guó)海軍の食料供給問(wèn)題を解決するか」と題した記事で、次のように伝えている。

中國(guó)海軍はこのほど、公式マイクロブログのアカウントで発表したリポートで、永興（ウッディー）島の2000平方メートルの砂地から750キログラム以上の野菜を収穫したことを明らかにした。

中國(guó)本土からの距離の遠(yuǎn)さは、南シナ海の駐留部隊(duì)に生鮮食品や水などを供給することを難しくしていた。リポートでは「これは中國(guó)が西沙の砂浜で野菜栽培に初めて成功したことを示している」とし、この技術(shù)を大規(guī)模に押し広めることで、南シナ海の駐留兵士らが直面している野菜不足を解決できる可能性があると述べている。

兵士と研究者らは、セルロース溶液を砂と混合することで、作物が栽培できる肥沃な土地に改良した。この技術(shù)は低コストかつ簡(jiǎn)単なもので、適用後は、野菜不足問(wèn)題だけでなく、島の大規(guī)模な緑化という難題も解決できるという。

ニュー?ストレーツ?タイムズ（電子版）も1日付の記事で、次のように伝えている。

中國(guó)の西沙諸島の駐留部隊(duì)は最近、「砂から土へ」の実験場(chǎng)で野菜栽培に成功した。この畫(huà)期的な技術(shù)は、南シナ海の島々は安定したコミュニティーを維持できないという國(guó)際的な論理に対抗するものだ。

ベトナムの海洋問(wèn)題専門(mén)家によると、この野菜栽培の聲明は、島が排他的経済水域と大陸棚を備えた正當(dāng)なものであるという中國(guó)政府の主張を強(qiáng)化するためのものであり、中國(guó)の動(dòng)きの目的は、島の地理的特徴が人間の居住または経済生活の維持ができるという條件を満たしていることを証明することだ。（翻訳?編集/柳川）