2020年6月5日、澎湃新聞は、新型コロナウイルス対策において似たような戦略をとった日本とスウェーデンの間で明暗が分かれる結(jié)果になっていることを報(bào)じた。

記事は、「多くの國(guó)が強(qiáng)制的に街を封鎖するロックダウンの方策を採(cǎi)用する中で、日本とスウェーデンはともにロックダウンを行わない緩い感染拡大抑止策を採(cǎi)用した。しかし、日本では高らかに成功が宣言されたのに対し、スウェーデンは歐州一の死亡率となったことで『失敗』のレッテルを張られており、両者の間で明暗がはっきり分かれた」と伝えた。

その上で、スウェーデンの感染防止対策の制定をリードしていた同國(guó)の伝染病専門家が「われわれの戦略は良かったと認(rèn)識(shí)しているが、改善すべき點(diǎn)もあった」とコメントしたと紹介。同國(guó)では3月中旬に軽癥患者に対する検査を行わないことを発表したほか、デンマーク、ノルウェー、フィンランドなどの近隣國(guó)がロックダウンを?qū)g施する中で「國(guó)民の自覚」に任せた緩い外出制限措置を取った結(jié)果、市民が引き続き外出を続けたことなどにより感染率が上昇し、死亡率も高まったとしている。

一方、同國(guó)と似たような施策で、「緩すぎる」として疑問(wèn)の聲が投げかけられてきた日本は5月25日に緊急事態(tài)宣言を解除した時(shí)點(diǎn)での感染者が1萬(wàn)6724人、死者が894人と低い水準(zhǔn)に留まったと説明。大規(guī)模な検査も実施せず、ロックダウンも行わなかったにもかかわらず大きな成果を挙げた理由として、「特殊な接觸者を追跡する方針を立てたこと」「ダイヤモンド?プリンセス號(hào)での感染発生により、國(guó)民が早い段階で感染予防を意識(shí)したこと」「適切なタイミングで緊急事態(tài)宣言を発令し、多くの人が外出自粛要請(qǐng)に従ったこと」という3點(diǎn)が日本の専門家から挙げられたと伝えた。

記事は、現(xiàn)時(shí)點(diǎn)で成果が見(jiàn)られる「日本モデル」の有効性についてはなおも疑問(wèn)を抱いている人が多くいるとし、日本の専門家からも「日本のやり方は決して完璧ではなく、もっとうまくやったアジアの國(guó)もある。ウイルス感染が今も続いていることは明らかであり、次の波は間違いなくやってくる。われわれは準(zhǔn)備をしなければならない」との聲が出ていることを紹介した。（翻訳?編集/川尻）