中國(guó)共産黨機(jī)関紙、人民日?qǐng)?bào)系の環(huán)球時(shí)報(bào)（電子版）は10日、「米國(guó)の報(bào)告書(shū)が中國(guó)に新たに2隻の原子力潛水艦が加わったと指摘し、再び中國(guó)脅威論を持ち出した」とする記事を掲載し、次のように伝えている。

米外交専門誌ナショナル?インタレスト（電子版）の8日付報(bào)道によると、米議會(huì)調(diào)査局の報(bào)告書(shū)「中國(guó)海軍の近代化：米海軍の能力への影響」は、中國(guó)が今年5月に2隻の新しい094型戦略ミサイル原子力潛水艦（SSBN）を就役させ、中國(guó)の水中の核抑止艦隊(duì)の數(shù)は米國(guó)の半分にまで迫り、米本土が核攻撃を受けるリスクは大きく増加しているなどと指摘している。

SSBNは、核攻撃を受けた際に核反撃を行い、本質(zhì)的に攻撃者の完全な破壊を確実にするもので、非公開(kāi)の海域の深部を密かにパトロールしている。

米海軍の報(bào)告書(shū)によると、新たに就役した094型SSBNは、12基の「巨浪（JL）2」?jié)撍灠k射弾道ミサイルのほか、対艦ミサイルや航跡追尾魚(yú)雷、有線誘導(dǎo)魚(yú)雷、水雷などを裝備している。

それより大きな懸念は、中國(guó)がすでに、射程5600マイル（約9000キロ）を超える固體燃料を使用した大陸間弾道ミサイル「巨浪（JL）3」をテスト発射していることだ。これは米國(guó)大陸を大きなリスクにさらす可能性がある。

米海軍は現(xiàn)在、14隻のオハイオ級(jí)SSBNを保有しているが、中國(guó)は2030年までに8隻のSSBNを保有するとみられている。

報(bào)告書(shū)は、中國(guó)はSSBNの活動(dòng)範(fàn)囲を地球規(guī)模で拡大しており、世界中のさまざまなホットスポットで中國(guó)のSSBNが報(bào)告されているなどと揚(yáng)言し「中國(guó)の脅威」を広めようとしているが、一方で、米海軍が建造を予定している12隻のコロンビア級(jí)SSBNは史上最も靜かな原子力潛水艦であり、中國(guó)はそれに匹敵することはできないとしている。（翻訳?編集/柳川）