2020年7月21日、韓國?國民日報(bào)によると、北朝鮮の元外交官の韓國國會議員が同日、韓國政府が2000年以降、北朝鮮に供與した借款が1兆1198億ウォン（約985億円）に上ると主張した。

16年に北朝鮮から韓國に亡命した、韓國最大野黨「未來統(tǒng)合黨」の太永浩（テ?ヨンホ）議員は、統(tǒng)一部から提出を受けた資料を基に説明。供與した借款は、2000年から現(xiàn)在までに、食糧のほか、鉄道や道路の資材、軽工業(yè)原材料などの購買のために使われたとした。

借款のうち、食糧は2000年から07年までに8647億ウォン（約760億円）、鉄道や道路の資材関連には02年から08年までの間に1593億ウォン（約140億円）ほど使われた。また、軽工業(yè)の原材料や設(shè)備提供のための借款は958億ウォン（約84億円）に上った。

北朝鮮は08年に28億ウォン（約2億5000萬円）相當(dāng)の亜鉛1005トンの現(xiàn)物償還をしたものの、これを除いては返済していない。

韓國政府は12年6月に最初の返済日を迎えて以降、四半期ごとに返済を促す通知を送っているが、現(xiàn)在まで北朝鮮はこれに応じていないという。

太議員は「政府は北朝鮮の金氏一家のために國民の血稅を使ったが、北朝鮮は全く返済する気はない」と指摘?！刚饯?a target='_blank' href='http://www.wenhuatang.com/search.php?filter=金正恩'>金正恩（キム?ジョンウン）朝鮮労働黨委員長に借金を返せと催促しなければならない」と主張した。

このニュースに、韓國のネットユーザーからは、「必ず返済させるべき」「韓國の國民の稅金がこんなにも多く北朝鮮の支援に使われていたなんて…」「今後の経済協(xié)力は返済が済んでからだ」「これ以上、北朝鮮に多くの金や物を與えては駄目だ」「北朝鮮に特使を派遣して協(xié)議すべきだ」などといった聲が上がっている。

また、「北朝鮮は金を受け取っても、人民を救うために使おうとはせず、核兵器の開発のために費(fèi)やしているのだろう」「まるで北朝鮮の核開発を、韓國國民の血稅で支援しているようなものだ」などと、巨額の借款が北朝鮮人民の支援に生かされているのか疑問視するコメントも寄せられている。（翻訳?編集/関）