2020年7月7日、韓國?聯(lián)合ニュースによると、北朝鮮が新型コロナウイルスの防疫のため、國境封鎖措置を強化した。

記事によると、北朝鮮の政府機関紙「民主朝鮮」は同日、「防疫當局は、國境や領(lǐng)空、領(lǐng)海を完全に封鎖し、國境と海岸の集中監(jiān)視を強化するための対策を立てている」と伝えた。また、「海上を漂ってきたり、空中を飛んできたりする物體を発見した場合、防疫規(guī)範にのっとり、消毒したり、焼卻処理する規(guī)律を厳格化している」と強調(diào)した。聯(lián)合ニュースはこれについて「北朝鮮が防疫事業(yè)の妨げになると批判している、脫北者による北朝鮮向け體制批判の風船やビラを指しているとみられる」と伝えた。

北朝鮮は今年1月、新型コロナウイルスが世界で流行し始めると、直ちに國境封鎖に乗り出したが、最近になって封鎖措置を徐々に緩和し始めたことが確認された。消息筋は3、4月頃には中朝國交を列車が行き來する様子を確認したと明らかにした。また、先月15日には、中國の丹東と北朝鮮の新義州（シニジュ）を結(jié)ぶ橋にトラック16臺が待機しているのを、米國の北朝鮮分析サイト「38ノース」が確認している。

しかし、北朝鮮の金正恩（キム?ジョンウン）朝鮮労働黨委員長は今月2日、同黨政治局拡大會議で、これまで6カ月間の新型コロナの対応について問題點を指摘。防疫強化に向けた決定書を採択した。今回の國境封鎖措置も、この會議で決定されたものとみられる。

北朝鮮が再び國境封鎖に乗り出したことについて、聯(lián)合ニュースは「世界で新型コロナが終息せず、再び流行することによって北朝鮮內(nèi)で感染が拡大することを懸念したものとみられる」と伝えている。

北朝鮮によるこの措置に、韓國のネットユーザーからは、「北朝鮮にとっては國境封鎖が最善の防疫策とも言える」「外から人が入ってきたら感染を防ぎようがない」「もう遅いのでは？すでにコロナの感染者數(shù)が尋常でないように思う」などといった聲が上がっている。

また、北朝鮮はこれまで國內(nèi)の新型コロナの感染者がゼロだと主張しており、これについては、「本當のことを言った方が北朝鮮のため」「検査をやっていないから感染者ゼロなのでは」「北朝鮮はプライドを捨て、助けを求めるべきだ」「中國との國境封鎖を緩めた時に感染が広がらなかったのはおかしい」と懐疑的な意見が上がっている。

その他、「北朝鮮はコロナではなく政権に問題がある」「韓國も海外からのウイルス流入を防ぐためにさらなる措置が必要だ」「韓國と北朝鮮で協(xié)議して、共同防疫をしようか？」などといったコメントも寄せられている。（翻訳?編集/関）